菌類市民権向上委員会

今回の展覧会の計画参画の一人で、神奈川県立・生命の星地球博物館の出川先生が別件の打ち合わせで小生の研究室にいらっしゃった。
打ち合わせも終わって菌類大博覧会の話をしながらお茶でも、と部屋で一服していたところ、出川先生が壁に貼ってあった古い壁新聞を見て悲鳴とも歓喜ともつかない驚きの声「ぉわっ！！」。
ちなみに、壁新聞は、小学校などへの配布を目的に、昭和20年頃作成されたもので、「カビのいろいろ」というマニアックなテーマだったので珍しく思い、貼ってあったものだ。なんと、出川先生はこの中に世にも珍しいカビの写真を見つけて驚かれたとのこと。
実際、この壁新聞は泳ぐカビというまたマイナーな世界を紹介したもので、「遊走子」も「オヨギコ」というように平易な（逆に見当がつかなくて難しくなってる気もするが）表現にしてあった。
「さっそくオエドゴニオミケスが○×△＃＄△◎％＆※☆・・・」と解説始まる。
う〜ん、さすがに、博学な出川先生である。
もちろん、新聞はおみやげにお持ち帰りいただいた。