知恵ぷく!

2014年9月10日(水)

振り込め詐欺の手口

今日の「知恵ぷく」は、振り込め詐欺に「なぜ騙されてしまうのか?」
そのメカニズムを科学的に調査しました!

詐欺師は「騙しのプロ」。
巧みな話術で自然と「騙されやすい状態」へと導いていたんです!


その特徴が・・・
(1)早口でまくし立てること。(2)知らない情報を並べること。

下調べをした上でリアリティーのある話をしてくるので、
ますます冷静さを失わせます。
そこで大事なのが、少しでも怪しいと感じたら電話を切ること!
一度電話を切って、冷静さを取り戻すことが重要なんだそうです。

取材協力

警視庁振り込め詐欺被害防止対策電話センター
*犯人から押収された名簿などを元に、1日およそ1万件、電話で振り込め詐欺の注意喚起を行っている警視庁の組織。  

話を伺った脳科学の専門家

諏訪東京理科大学 篠原菊紀教授



詐欺師の話し方の特徴「(1)早口でまくし立てる (2)知らない情報を並べる」
→聞く人の脳を騙されやすい状態に導く

話を伺った心理学の専門家

立正大学心理学部 西田公昭教授



詐欺師がオレオレ詐欺に使う3つの心理テクニック
(1)正常性バイアス:日常生活が常に安全だと思い込んでいる心理状態
 →詐欺に遭うわけないと思っているので、いざ詐欺に遭うと対処できない。

(2)確証バイアス:一旦ある思い込みに支配されてしまうと、都合のよい情報だけを集め
その思い込みを補強・強化してしまうこと。
 →詐欺師が息子に成りすまし「携帯の番号が変わった」などの理由でニセの携帯番号を登録させ、
  本当の息子だと思わせる  

(3)コミットメント効果:一度やると決めたことは最後までやり遂げたいと働く心理
 →大金を用意する、指定した場所まで持っていくなど、手間がかかればかかるほど
  息子を助けたいという心理が強く働く。