コンテンツへジャンプ

ここからコンテンツです

ハンチョウ 神南署安積班

パナソニックドラマシアター 毎週月曜

神南署取調室〜インタビュー〜

原作者 今野敏先生

Q.原作には登場しない水野真帆についてはどう思われましたか?

企画の段階で、女刑事を加えると聞いても、「そうですか」とすんなりと受け入れられました。
ただ刑事ドラマはアクションも多いでしょうから、ハードな撮影でも大丈夫なのかなぁとは思いましたけど。
でもそれもまったくの杞憂でしたね。
今はすっかり黒谷友香さんの水野真帆に惚れてしまいました(笑)。
気に入ったので、将来、原作にも登場させることにしましたよ。
水野真帆という名前も、鑑識課出身という設定も、そのまま引き継いで登場させたいなと思っています。
男勝りでハキハキしていて、仕事ができる美しい女刑事。いいですね、大好きなタイプですよ(笑)。
一番好きなのが第6話の磯樽で食事しながら桜井を「うるさい!」と一喝したシーン。見ててゾクゾクしました。
彼女は、いつも安積の側にいることで、原作ではモノローグにあたる部分を真帆のセリフや行動で表現してくれているんですよね。
文字を映像におこすにあたって、必要なポジションだと思います。
男と女がペアで登場すると、色恋沙汰がからんでくる展開もありえますが、真帆みたいな女性なら、まず刑事目線が基本。男と同等に働きながら、必要なときには女性目線でも物事を見ることができて、男連中が気付かないヒントを掴む。だからクールで男勝りな真帆が最適なんです。よく考えられているキャラクターだと思います。

Q.原作の今後の展開を教えてください。

今現在、東京湾臨海署として連載が続いています。
まだ臨海署は小さな署なんですが、今後かなり規模が大きくなって、強行犯係も大幅に増員。安積が率いる強行犯1係と、強行犯2係の2係体制になる予定です。
そこに本庁から相良が来て、安積とのライバル関係が激しくなると。真帆もそこに登場させようと思います。
ドラマが終わっても、その続きを原作のほうで展開していく感じですね。

Q.原作ファンへメッセージをお願いします。

100人いれば100通りの安積剛志像があると思うんです。
原作の安積班とは違う、もうひとつの魅力的な安積班が誕生したつもりでドラマも楽しんでもらいたいですね。
原作とドラマ、両方それぞれ皆さんに愛していただければと願っています。

前のページへ