ドリマ署橋本班 “ハシ”チョウ日記 シリーズ6

vol.10

2013年2月11日(月)

みなさん、こんにちは!
えー、前回の現場レポのほか番組公式Twitterのつぶやきでご存知な方も多いと思われますが、撮影隊チームハンチョウは、先週の木曜日から2泊3日の日程で、第7話の撮影で伊豆ロケへと出かけておりました。あらためまして、伊豆のみなさん、ありがとうございました!
して、3連休の最終日となります本日2月11日は第5話の放送でありました。有意義な3連休を過ごしていただき、最終日には第5話をお楽しみいただけたでしょうか?
さて、今回のレポでは、第5話の撮影のあれこれを紹介させていただきます。ということで、まずはある日のロケ現場から…

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竜雷太さん演じる“江戸木目込み人形(えどきめこみにんぎょう)”の職人・清瀬陽道の実家兼作業場という設定のロケ現場の一コマです。追って紹介しますが、この日のロケで、陽道の娘・結衣子を演じた大凪真生さんのダッシュ10本!撮影(!?)が行われたんです。それと、ロケでお借りした建物ですが、東京都文京区の文化財に指定されているという、歴史ある建物だそうです。ロケは平日だったのですが、歴史ポイントを紹介した地図を手に、散策を楽しんでいる方たちがちらほら訪れて、この建物の写真を撮っていらっしゃいました。

で、お次の写真はというと、

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福士くん演じる小池が、陽道の様子を壁越しに窺っているというシーンの撮影ですが、その足元を見てみると…

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高さを合わせるために、福士くんは台の上に立っていました。ちなみに、こうして台の上に立って撮影することを雪洲(せっしゅう)するというんです。いわゆる業界用語ですね(笑)。で、なぜ「雪洲する」というのかというと、戦前にアメリカで活躍した早川雪洲という名優が、他の米国俳優と写真を撮るとき、その背を合わせるために台に乗って撮影していたというエピソードが、この言葉の語源になっているとか。機会がありましたら、ぜひ使ってみてくださいネ。

というような撮影が終わりますと、いよいよ結衣子を演じた大凪真生さんのダッシュ10本!撮影です。シーン的には、竜雷太さん演じる陽道が、小池の覆面パトカーで連れていかれ、それを結衣子が追っていく…というもので、シーンの時間的にはさほど長いものではありませんが、大凪さんは、リハーサル&テスト、NGを合わせて、100メートル以上の距離を合計10回も走っていたんです。

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まずは、撮影カメラを車内に積んでの撮影です。「特にスポーツは得意ではない…」という大凪さんですが、スタイルが良いせいもあってか、走る姿もきまってますよね。さすが、宝塚の男役で活躍していた女優さんです。

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車内からの撮影が終わると、今度はチーフカメラマンの砂田さんがカメラを担いで、大凪さんと一緒に走って撮影がおこなわれます。あ、カメラは、走っても映像がブレないよう「ステディカム」というブレを吸収する機材にセットして撮影されるんです。

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舞台で培った気力&体力も、さすがにダッシュ10本はキツい!? 思わず苦笑いの大凪さんです(笑)。

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さてさて、ロケから一転、ある日のスタジオを覗いてみると、木目込み人形の工房を再現したセットでの撮影です。この写真の作りかけの人形は、埼玉県岩槻市のある人形工房からお借りしてきたもので、部屋の中には数十万もするという人形も数多く飾られていました。

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高価なものが多数あるということで、

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美術チームからの注意書きが貼られていました。

シーン変わりまして、こちらはロケで雪舟しながら陽道の様子を窺っている小池のシーンに繋がる撮影です。外の様子はロケで、小池が見ている陽道の部屋のとその姿はセットでの撮影となっていたんです。

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そして、
最後のシーンに関しては、人情モノということで、時代劇風な感じでいきましょうよって監督に提案しまして…
ゲストインタビューで語ってくれた竜雷太さんのいうラストシーンの撮影の一コマがこちら。「雨降って地固まる」といった感じでしょうか…。

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と、大団円の一コマを紹介しまして、今回のレポは仕舞いとさせていただきまして、みなさんには、連休明けの一週間をつつがなく過ごしていただき、週明け2月18日の第6話を楽しみにしていただけますとー有り難き幸せにて御座候ぅ…
<(_ _)>
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