小澤征悦さんインタビュー

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Qシリーズ6を迎える気持ちは?

たしか前作を撮影していたのが昨年の2、3月ぐらいだったと思うので、一年経っていないと思いますが、また佐々木蔵之介さん率いるこのメンバーが集まることができて、すごくうれしいですね。期待と不安とでドキドキな感じです。

Qシリーズ6の台本を読んだ感想は?

前作に引き続き、スピード感があって、そこに人情もちりばめられていて、ハンチョウらしいと思います。今回は押上分署というところが舞台になるので、下町という土地柄、人情の部分もより強く描かれるのかなと思います。また、橋爪さんのほか新しいキャストの方が加わるので、さらに広がりが出るんじゃないかと期待しています。

Q前作で印象に残っていることというと?

佐々木蔵之介さんをはじめ、比嘉愛未ちゃん、福士誠治、そして自分と、4人のキャラクターが立っているにもかかわらずぶつかり合わないという、役者としてとてもおもしろかったですね。それぞれの個性が際立ちつつも、邪魔にならず加速していくスピード感というか、そんな感覚がシリーズ5にはあったので、今回もその部分はすごく期待しています。そちらがそうくるんだったら、オレはこう行くぞみたいな、役者としてのいい意味でのぶつかり合いがありましたね。僕自身、すごく勉強になったので、今回もそうなれるといいなと思ってます。

Qシリーズ6で尾崎を演じる気持ちは?

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尾崎誠という男は、寡黙で、彼なりの信念を持って行動している、正義感の強い男。乱暴者とまでは言いませんけど、つい銃を発砲してしまうとか、ちょっと暴力的な行為に見えてしまう部分があるので、その部分は変わらず見せていけたらと思っています。でも、前回で安積班が結束したところは描かれているので、今回は、尾崎と安積班メンバーの距離感は近くなっていると思うので、そこはどう見せていけばいいか考えますね。でも、尾崎という男の基本的な部分はブレていないと思うので、そこは大事に演じて行きたいと思っています。

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Q今回、共演される橋爪さんの印象というと?

橋爪さんと共演するのは、非常に緊張しますね。なんていったら良いんでしょうねぇ…、橋爪さんの芝居を見ている方ならお分かりかと思うんですけど、とにかく上手い! なにをやらせてもすごく上手くて、しかも橋爪さんの感性も演じる役にしっかり入れ込んでいて「あ、こんな人いるいる!」って思わせる。なんというか、“存在”するという意味をしっかり解っている役者さんですよね。もう、共演する側からすると怖ささえ感じます(笑)。自分はまだまだ経験値も低いので、こんな大先輩と共演させていただくのはものすごくうれしいことです。

Q視聴者の方へメッセージを!

ハンチョウ5に引き続き、シリーズ6が始まります。アツくて疾走感のある戦いを見ていただけたらと思います。とても楽しい作品に仕上がっていると思うので、ぜひご覧下さい。