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食べたら死ぬで〜! ヤドクガエル

名前の物騒さは別にしても、とにかくきれいな色をしたカエル。 ヤドクガエルの仲間は、地球上で最も鮮やかな色をした生き物です。生息地はコスタリカからブラジルの熱帯林。体色は場所によって、黄色や金色、銅色、赤色、緑色、青色、または黒色とさまざまですが、その見事な模様と色彩が、天敵を遠ざけるための警告色になっているのです。

【解説】

ヤドクガエルは地球上でも、かなり強い毒を持ち、中南米や南米の先住民族は、吹き矢の先にカエルの皮膚から、その強力な毒液を塗って狩りに使ってきました。ヤドクガエルの驚異的な毒が何から生成されているかについては、まだ特定されていませんが、恐らく、主に食べるアリやシロアリ、カブトムシなどの昆虫に蓄積された、植物性の毒ではないかと考えられています。その根拠として、飼育された環境で育ったヤドクガエルは、毒を持たないことが解っています。

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