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必殺!急降下ハンター! ミサゴ

のんびり木の上に止まっているのはミサゴ。再び飛び立つと、今度は海上へ、そして狙いを定めて急降下!
ミサゴは魚捕りの名ハンター。エサの9割以上が魚で、この食性のため各地の湖沼や河川、沿岸水路の近くで見ることができます。急降下し、水面にダイビングして獲物を捕らえます。足のかぎ爪で水中から魚をつかみ、かなり遠くまで運ぶことができるのです。飛行中は、風の抵抗を減らすために魚の頭を進行方向に向けて飛びます。

【解説】

ミサゴは南極大陸以外の全ての大陸で見られる猛禽で、アメリカではハクトウワシと間違えられることがありますが、腹面が白いのが特徴です。ミサゴの多くは渡り鳥で、北で繁殖し南に渡って越冬します。卵は3個ほど産まれ、メスを中心に雄雌共同で抱卵します。1950年代には、北アメリカで個体数が減少し、絶滅の危機にさらされましたが、ここ数十年で個体数は著しく回復しました。しかし、一部の地域では依然として少ないままなのです。

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