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ベアードバク、カバのような…

いきなり水に飛び込んだのはバク。バクと言うと、ツートンカラーのマレーバクを連想しがちですが、こちらは少し地味目なベアードバク。中米から中南米にかけての森林や草原地帯の沼地や川辺などの水辺に好んで生息していて、別名「チュウベイバク」とも呼ばれています。

【解説】

ベアードバクは大きいものでは体重が300kgを超えるものもいます。、蹄は前足が4本、後ろ足が3本で、鼻は上くちびると同じように長くなり、ゾウのように鼻を使って草や木の葉を引き寄せて食べるのが特徴です。ベアードバクは低地から3,000mを超える高地まで生息しており、高地のものは低地のものよりも毛が密生しています。夜行性で、単独で生活します。昼間は森の中にいますが、夕方から活動し、主に草や木の葉、果実、水草などを食べています。
水浴びを好み、泳ぎもうまく、外敵のジャガーやピューマに襲われると水の中に逃げ込みます。 近年の森林破壊や狩猟により数が減り、絶滅が心配されています。

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