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1日20時間は寝すぎ?! ナマケモノ

ナマケモノは世界一動きの遅い哺乳類。あまりにも動かないため、毛にコケが生えてしまうほど。生息する中南米の熱帯雨林では、カモフラージュには役立っているようです。

【解説】

ナマケモノは、前足から長く突き出たかぎ爪の数で分類され、かぎ爪の数が2本と3本の種があります。ナマケモノの体は樹上生活に適応した作りになっており、フタユビナマケモノはミツユビナマケモノよりも体格が大きいです。
ナマケモノは、かぎ爪を使って枝につかまり、ほとんどの時間を樹上で過ごします。睡眠も樹上で取り、1日15〜20時間ほど眠ります。 起きている間もほとんど動かず、フタユビナマケモノは通常は鳴くこともありません。夜になると葉や植物の芽、果実などを取って食べます。水分はほとんど果汁で補います。
地上で移動するにはかぎ爪を地面に引っかけ、強力な前足で胴を引きずりながら進むしかありません。地上では不器用な反面、泳ぎは驚くほど得意なのです。

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