見どころ
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「三井住友VISA太平洋マスターズ」を皮切りに「ダンロップフェニックス」、「カシオワールドオープン」とつづくツアー終盤の3試合はその高額賞金と海外の強豪選手達が参戦してきたことでインターナショナルツアーと呼ばれているが、その3連戦の最終戦となるこの大会の勝負の行方が、 これまでもジャパンゴルフツアーの賞金王レースを大きく左右してきた。 今年は現段階(10/7現在)で片山晋呉(35歳)を抑え、今季2勝、谷原秀人(29歳)がトップに立っており、イケメンゴルファー矢野東(30歳)が3位につけ、その後を追うという展開となっている。 2000年以降、8年間に渡って片山、谷口徹(40歳)、伊澤利光(40歳)の3人が賞金王の座を独占してきたが、谷原、矢野らの若手がこのチャンスをモノにして一気に世代交代を図るのか? 片山晋呉が王者の意地を見せるのか?シーズン終盤のこの試合まで賞金王争いがもつれるのは間違いない。
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また昨年史上最年少でツアー優勝を果たし、ゴルフ界のみならず日本中に旋風を巻き起こした 石川遼がこのトーナメント初出場。夢は世界最高峰の舞台「マスターズ」の優勝という17歳の 高校生プロが今年で28回目を数えるこの伝統ある大会でどのようなプレーを見せるのか?
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そしてカシオワールドオープンといえば、シード権争い。 ツアー最終戦の「日本シリーズ」は賞金ランク上位25名及び、トーナメント優勝者のみの出場となる為、シード権獲得の当落線上にいる ほとんどの選手にとってこの大会は最終戦となる。 華やかにみえるプロゴルフの世界だが、 シード権を獲得するのとしないのでは天国と地獄。 そのプロゴルファー生命をもかけた男達の戦いも必見!
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