最近になって、墨東署近辺でのゴミの不法投棄が増えており、通行の妨げになっているとのことで、交通課にその実態調査の依頼がある。 そんなこともあり、交通課で不法投棄の調査をしていたところ、夏実と美幸に頼子から応援依頼が届く。 二人が急行した場所は廃工で、なんでもお化けがでそうなので、二人に応援を頼んだとのこと。 そんなことで呼ばれたのかとあきれる夏実達、特に美幸は、お化けなんて非科学的なものは絶対に認めないと、強気な態度だったが・・・・・・。
墨東署は、地元の墨東東高校が甲子園で二回戦進出を決めたことで大盛り上がり。 一方、その脇では、課長が徳野刑事に囲碁で30連敗目を喫していた。 もう一局と、再戦を申し込む課長だったが、夏実に、これ以上の連敗は交通課全体の恥じとたしなめられる。 そして夏実は、交通課の汚名をすすぐため、交通課と刑事課の野球勝負を申し込むのだった。
墨東署では、海外ドラマが大流行。「ありきたりじゃないか」「演出が古い」と言う人がいれば、 「そこが良い」という人もいて評価は人によって分かれるところだが、概ね好評の様子。女性の間ではこんな評価だが、 このドラマを観て号泣する人が一人。墨東署の白き鷹こと「中嶋剣」その人。 ドラマの影響を受けた中嶋はさっそく普段より思いを寄せる小早川美幸宛にラブレターを書くのだが……。
墨東署に科学捜査研究所の職員とその共同開発企業の担当社員がやってきた。 最新型のロボットを人命救助に役立てたいということで、その実験のパイロットとして夏実と美幸が選ばれたとうのだ。 なんとも腑に落ちない二人だったが結局引き受けることに。 そんな二人をよそに、見守る面々は、白バイがロボットに変形したら、など思い思いのロボット像を描いていた。 そんな中ロボットを積載した巨大なトレーラーがものものしくやってくるのだった。
頼子のもとに、田舎の母親がお見合いの話を持ってくる 。母親は、頼子の年で独身であることを心配するが、東京では普通のことと強がる頼子であったが、 内心は不安で、お見合いをしてもいいかも、などとも思うのであった。そんな頼子に、特別任務の辞令が下る。その任務とは・・・。
今朝の交通課は課長の話題から。夏実が課長の後を歩いていただけで、必要以上に警戒されたことから、誰かに恨まれているのでのはないかと勝手な推測をする交通課の面々。そんな話があったこところに、課長の娘を名乗る女の子がやってくる。あまりの衝撃に固まってしまう交通課の面々。その子が課長にとてもなついていることと、課長がはっきりと否定しないこともあり、疑惑は深まるばかり。そんな中、夏実と美幸は真相を聞くべく、少女を屋上へ連れ出すのだった。
最近、タクシーを装い、乗客から金品を強奪する事件が多発していた。刑事課からの要請で、交通課も犯人捜査に協力することになるが、犯人の手がかりをつかむことが出来ずにいた。そんな時、美幸は先日、荒川土手で、暴走するタクシーが原因で、交通事故が起こったことを思いだし、何か今回の事件と関係があるかもしれないとおもい事故現場へ急ぐのだった。
ある日、墨東署交通課に『宇多村熊之助」が挨拶にきた。警察官OBである彼はこの度、 交番相談員として駅前交番で勤務することになったというのだ。しかし、その中に葵の姿がなかった。 実は、宇多村は葵の昔の上司で、女装している葵を男らしくすることを自分の使命とおもいこみ、 葵を見るたびに「男らしくしてやる」と追いかけていたことがあったため、葵は宇多村から隠れていたのであった。
車上荒らしが頻発しているとのことで交通課に協力要請があった。その手口は非常に巧妙で、 ありとあらゆる場所に出没するため、捜査課だけでは対処しきれないとのことだった。 そんな時、コインパーキングで火災が発生したとの連絡が交通課に入る。 夏実達は現場に急行するが、到着した時には、火災はすでに鎮火されていた。 火災があったことをききつけ、車の持ち主達が駐車場に戻ってくるが、彼らの車からは現金が抜き取られていた。 そして、一人の女性が車の中にいたはずの赤ん坊がいなくなったと夏実達に訴えるのだった。
無線の向こうから聞こえる、頼子と葵の悲鳴。断片的に伝わる情報から、凶暴な怪獣が二人の乗るミニパトに入り込んだと断定した墨東署の面々。 いざ、二人を救おうとミニパトを囲む墨東署の面々の前に現れてたのはイグアナだった。 そんな中、ユカリ(自称ユカポン)という女性が、そのイグアナの飼い主として名乗りでる。 再会を喜ぶユカリとイグアナ。夏実と美幸は、またイグアナが逃げ出してはいけないからと、ユカリ達を自宅まで送っていくことになる。
夏実と美幸は久方ぶりに走る街中を見ながら、再びコンビを組んだことを実感していた。 そんな中、いつしか二人の話題は、差し入れでもらったたい焼きの話になる。美味しかったのでもっと食べたいと意気投合した二人は、たい焼き屋に寄っていくことに。 そんな二人を待っていたのは、「駐車禁止」の文字と共に車が立て掛けられているという異様な光景だった。夏実は自慢の怪力で、その車を元に戻すが、その姿をジット見ている怪しい影があった・・・。
墨東署に響く課長の怒鳴り声。夏実、美幸が研修に行く前と変わらない、墨東署ではおなじみの日常がそこにあった。 課長は「ランディを保護したことは良いが、その方法が間違っていたのではないか」と言って夏実を諭すが、夏実は「悪いのはあいつらと」と言って反省の色もない。 課長は以前と何も変わらない夏実のそんな態度に深い溜め息をつくのだった。一方、美幸は、ランディと日本に住むというランディの祖父を会わせようと、行動を開始する。
小早川美幸はアメリカでの科学捜査班の研修を終え、日本へ向かうべく、ロサンゼルス空港にいた。 彼女はそこでハーフの少年・ランディと出会う。少年は母方のおじいさんに会いに行くため日本に行くという。二人は無事に成田空港に着くが、ランディは歩いて東京に向かおうとする。 美幸はそんなランディに、一緒に行こうと誘うが、二人の前にランディを探していたという怪しい黒服の男が現れ、彼を連れ去ろうとするのだった。