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カリラ |
「ちっくしょー。納得いかねーなー」 |
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ほのか |
「負けたのが?」 |
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カリラ |
「それもあるけどさー。なんでゆら公とそのちゃん手つないで撃ってるんだよ」 |
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八千代 |
「あ、そーいえばそのちゃん『銃を取らずに勝つ』って言ってたじゃんね?」 |
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れんと |
「だと反則負けですね。なのでゆらぴょんは強制入部でした♪」 |
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ゆら |
「ていうことは、わたしの大決断っていったい……がくーっ」 |
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そのら |
「心配するなゆらりん。わたしは銃は握ってない」 |
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ゆら |
「え?」 |
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そのら |
「銃はゆらりんの手に包まれ、その手をわたしの手が包んだ。ふたりがシンクロできたからゆらりんとわたしは勝てたんだ。だろ?」 |
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ゆら |
「そのちゃん先輩……(ドキドキ)」 |
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カリラ |
「ふんっ(イラッ)」 |
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ほのか |
「ふふふ。カリラってば」 |
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そのら |
「次はカリラがVIPのお姫様やるか? 守ってやるぞ?」 |
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カリラ |
「だっ、だれがあっ!」 |
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そのら |
「じゃーそろそろ第2回、始めるか。司会進行はほのかでヨロシクな」 |
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ほのか |
「了解。では『よいこのためのサバゲー講座 第2回:サバゲーに必要なものっ!』」 |
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ゆら |
「いきなりなんですね(汗)」 |
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ほのか |
「サバゲーにまず、最初に必要なもの、何だと思う?」 |
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ゆら |
「エアガンですか?」 |
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ほのか |
「ハズレ」 |
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ゆら |
「BB弾?」 |
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ほのか |
「答えは、『ゴーグル』よ」 |
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そのら |
「エアガンで撃ち合って、イテテじゃすまないたったひとつの場所が目だ。ゴーグルはその目を守ってくれるいちばん大事なアイテムなんだよ」 |
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八千代 |
「だからフィールドに入る前に必ずゴーグルをつける。フィールドの中では絶対外さないっ!」 |
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ほのか |
「ゴーグルって言っても、いろんな種類があるのよ。 私たちが使ってるシューティンググラスタイプから、顔全体をカバーするフルフェイスタイプまで。値段も1000円くらいから数万円するのまで」 |
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ゆら |
「すうまんえんっ!!!!」 |
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そのら |
「ああ、米軍や自衛隊なんかで使ってるヤツだろ? 夏場でも曇らないからスゴいぞ?」 |
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れんと |
「湿気でゴーグルが曇っちゃってなんにも見えなくなると大変なんですよ〜」 |
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カリラ |
「前見えなくなったら戦闘不能だからな。で、対策として換気用の小型ファンがついてるのとか、透明強化樹脂じゃなくて金属メッシュでできてるのとかいろいろあるんだ!」 |
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ほのか |
「メッシュは視界が暗くならない?」 |
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八千代 |
「ファン付きのも音が気になるし?」 |
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そのら |
「こんなわけで好みがいろいろだから、いろんなゴーグルが出てるんだ。ただ、ひとつだけアドバイスするなら、顔全体カバーするフルフェイスタイプお勧めだ!」 |
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ゆら |
「なんでですか?」 |
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そのら |
「だって、おでことかほっぺたに当たったら結構痛いだろ」 |
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ゆら |
「な、なるほど。……ん? じゃあなんでC3部ではフルフェイスタイプのを使わないんですか? 制服スカートでサバゲーもちょっと……」 |
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そのら |
「いやあ、それはまあ、だな……」 |
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れんと |
「アニメ演出ですっ♪」 |
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八千代 |
「それものすごい開き直りじゃんっ!!!」 |
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カリラ |
「オレはC3部を観てる人を信頼してるからさ。みんなちゃーんと分かっているはずだぜ!」 |
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ほのか |
「サバゲーのモットーは『安全第一』なの。だから、ちゃんとしたゴーグルとか、でこぼこしたフィールドでも足をくじかないようなスポーツシューズとかブーツとか、ひざを守るニーパッドとか、手を保護するグローブとか、地味だけど大切なのよ?」 |
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ゆら |
「わかりましたっ!で、なんですけど」 |
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ほのか |
「質問?」 |
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ゆら |
「はい。わたし今度エアガン買ってみようと思うんですけど、ズバリオススメは何ですか? かっこよくて高性能でスゴイのとかないですかっ?」 |
カリラ、ほのか、れんと、八千代 |
「それはもちろんっ!」 |
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そのら |
「すとーっぷ。その話題はケンカになるから禁止だ。これ部長命令っ」 |
カリラ、ほのか、れんと、八千代 |
「えーーーっ」 |
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そのら |
「エアガンはどれ買っても一長一短。フィーリングで選べばいいんだ。というわけで今回はオシマイ。じゃーまた来週よろしくなっ!」 |