TVアニメ「武装神姫」公式ホームページ

Q1.まずは自己紹介と演じられているキャラクターの紹介をお願いいたします。

阿澄：私が演じるアンは主人公の理人さんと一番長く一緒に居る神姫で天使型の神姫です。
とっても真面目な優等生タイプの神姫です。

茅原：ヒナはとてもクールな女の子で戦闘を好む子です。なので、主人公の理人の家に来てからは、その和やかな日常の中で戦闘がしたくてウズウズしつつ他の神姫とは上手に馴染めない一匹狼的なキャラクターです。

水橋：アイネスはゲームだともうちょっと幼くてかわいい感じだったのですが、アニメだと若干ボーイッシュに寄ってる感じになっています。姉妹型のレーネと一緒にトラブルを起こす（笑）、揉め事の火種になるタイプの子だと思います。

中島：アルトレーネはアイネスと姉妹型です。のんびりして、ゆるカワイイ性格で、天然ボケで場を和ませてくれるような子です。みんなの間をフワフワと回っていって何かあったときには意外とてきぱきと助けもする、いろんな面のある子なのかなと思っています。

Q2.アニメ化が決定した第1報を聞いた時の印象をお聞かせください。

阿澄：OVAの収録が終わった後だったので、最初に話をもらったときはその続きかと思っていました。
まさかそれがテレビアニメだとは……。あと、神姫の種類も増えてますから「アーンヴァルは出るのかなぁ」なんて思っていました。

茅原：私はもう「マジですか!?」っていう感じでびっくりしました。

水橋：上に同じです。そして直後に聞き返したのが「アルトアイネスは出ますか？」ですよ。
それがレギュラーだと聞いたときは、ほんとうに嬉しかったです。

中島：私も「レーネもちゃんと出ますよ」って教えてもらって、すごく嬉しかったのを覚えています。
そこですごく気になったのが、「マスターはどんな人なのだろう？」だったんですよ。
どんなマスターさんと一緒に暮らしているのかなって、とっても気になりました。

Q3.この作品の見どころをお聞きかせください。

阿澄：メインとして私達4体の神姫が出てくるのですが、他にも神姫ファンの皆様なら「あ、あの子だ！」って言うような子がたくさん出てきたりもします。ちっちゃい神姫たちが人間世界で、自分の体の何倍も大きいものに囲まれつつ日常を送っていくというアンバランス感がとっても可愛らしいお話になっていると思います。
でもバトルシーンでは神姫たちがすごくカッコよく動きそうなので、その辺もぜひ注目していただきたいです。

茅原：毎週アフレコに参加して私自身もお話をすごく楽しませてもらっています。
未来のお話ですけれども小さなロボット達が自分のために一生懸命身の周りのことをやってくれたり、引越しの片付けを全部やってくれるなんて、すごいですよね。
主人公の理人もハーレム状態で、男の子が見ていてすごく癒される作品だろうなって思います。
理人のために一生懸命動き回る神姫たちがめちゃくちゃ可愛い作品になっていると思います。

水橋：この小さいお人形さんが自分のために動いてくれるというのは、私個人的にすごい夢シチュエーションで、最初にフィルムを見たとき、うらやましいな、私も理人になりたいなって思いました（笑）。
ただでさえ小さいのに一生懸命動いてるのも可愛いのですが、その子たちそれぞれ性格もはっきりしていて、ちょっとした日々のドラマみたいなのがあって、どの子もマスターが大好きっていう、そこは絶対変わらない部分でマスターは違えど“ご主人様大好き”って所が余す所なく描かれています。あと、小さいからお料理とかしても周りのものが大きく見えるっていうのが私はすごいロマンチックだな〜なんて思いながら見てます。

中島：4人の神姫たちが同じお家で、マスターの理人さんを慕いながら暮らしていく中で皆それぞれすごく性格が違うからこそ、自分も気づいてないような一面がふっと飛び出すシーンがあって、「らしさ」はもちろん、ギャップや意外性も毎回それぞれのストーリーごとにどんどん引き出されていくので、必見です。
新しい神姫たちの一面に今回のアニメできっと出会えるんじゃないかなと思います。

Q4.アフレコ現場の雰囲気をお聞きかせください。

中島：ゲームのときは一人で収録していたので、キャストの皆さんとスタジオで交流できるのは初めてで、すごくうれしいです。未だに収録は緊張しますが、みなさんとても優しくて、本当にステキな雰囲気の現場なので、毎週スタジオに来るのが楽しみです。

水橋：すごく信頼のできるメンバーばかりなので全然構えずにやれるなっていう反面、作品の内容的にすごく好きなお話なので、妙なところにこだわってしまったりする所もあります（笑）。
それでも音響監督の飯田さんがすごくやさしい方で、そういう我々のチャレンジを暖かく見守ってくださってるので、色々面白いことを試せてみんな和気藹々とやれていてとても良い感じなんじゃないのかなっていう気がします。

茅原：アフレコ現場は和やかですね、演じ慣れているキャラクターということもあって、マイペースでアフレコが進められているなと思います。やっぱり初回からゲームでずっと演じてきたっていうのもあり、非常に収録時間が早くってスムーズな進行で、こんなに集中して収録してパっと解散になる現場ってなかなか無いなと思います。
「わ、今日は○時だ！」って毎週毎週ビックリしています。でも、ただ早いだけではなくて、みなさんが愛情を持って作品作りに臨んでいるっていうのも毎週すごく伝わってきます。

阿澄：アニメ自体が神姫たちの日常をのんびり描いていくという作風からか、そののんびりした感じがアフレコ現場も漂っていて、本当に居心地の良い現場だなって思います。メインキャラとしてはあと理人がいて、他にも毎回色んな神姫たちが出てきたりするんですけど、ゲストキャラも「次は誰が来るのかな？」と、すごく楽しみです。
ゲストキャラの役者さん達もゲームで担当した方々ばかりなので皆がみんな作品だったりキャラクターだったり、もう既に愛着がわいた状態でどんどんテレビアニメとしての『武装神姫』が作られていくので、そういう新しい形をまたみんなで作っていけるのがすごくうれしいです。

Q5.もし、皆さんがマスターだったら、アン、ストラーフ、アイネス、レーネのどの神姫が欲しいですか？

阿澄：やっぱりアーンヴァルになっちゃいますね。もう長いお付き合いでもありますし、とても真面目に私の生活を支えてくれそうだなって思います（笑）。
私は基本抜けているのでしっかりした子がお家に来てくれるとどれだけ生活がバラ色になるのだろうと思います。真面目な子なので色々お手伝いとか癒したりして欲しいです。

茅原：私もストラーフですね。私もあすみんと同じでストラーフとは長い付き合いなので実際自分がマスターになって生活してみたいです。クーデレなのでなんかちょっとイジメてやりたいなって（笑）思います。

水橋：全部です。しかも壊れたりしたらイヤなので各3体ずつ、2体は起動しないでしまっておいて色違いとかも全部買う。理人は「え、そんな4人も女の子をはべらせてどうなんだ？」とか現場で色々言われていますが、私は全然超肯定できます。むしろ、よく4体で我慢できるなと、桁1コ違うよ、ひょっとしたら2コ違うかも、みたいな気持ちです（笑）。
「全ての神姫は俺のところに来い」っていうぐらい神姫だらけのところで暮らしたい…暮らしたい！」

中島：私もレーネが実際に自分の家に居てくれたらさぞ癒されるだろうなと思うのでレーネ、と即答したいところなんですが、私はたぶんレーネがする失敗と同じ失敗を毎日家の中でしてるんじゃないかと…。
レーネは可愛いので許せちゃうんですけど、マスターの私も同じ失敗をしてるとマズイなぁと思うので、ぜひアン、ヒナ、アイネス、レーネ、皆に家に来てほしいなあと思います。

Q6.オープニング主題歌をみなさんで歌われているとのことですが、歌われてみての感想などお聞かせください。

阿澄さん：爽やかで壮大な曲で、すごく好きです。歌っていてすごく気持ちがよかったです。
神姫のマスターへの愛だったり、そういうのもしっかり組み込まれた曲だったのでキャラクターとしても歌いやすかったです。

茅原：織田哲郎さんが作ってくださるということでどんな曲なんだろうってすごく楽しみにしていました。
最初にデモを受け取って聴いたときにとても良い曲だったので、レコーディングをとても楽しみにしていました。
実際レコーディングで歌ってみると、ヒナを意識して歌うのがすごく大変でした。
でも一生懸命ヒナのクールさとか健気さが伝わるように歌いました。早く完成したものを聴きたいなって思っています。

水橋：私は収録順番が三番目だったので、ある程度完成したものっていうのを聴きながら収録しました。
最初にそれを聴いたときにすごい気持ち良い曲だなって思っていて、歌ってても気持ち良いし聴いてても気持ちいいし、完全に出来上がったものをまだ私も聴いていないのですごく楽しみです。
歌っていて真っ先にイメージが浮かんだのが神姫たちがステージに立って歌ってる様子がすごい出てくる感じの広がりがあって、元気があって気持ちが良い曲なので、早くみんなに聴いて欲しいなという気持ちです。

中島：神姫たちの明るさだったり楽しさだったり爽やかさだったり、すごくキラキラした思いがに詰まっているというのはもちろんですし、神姫たちのマスターへの愛が大きすぎて胸がキュンとしてキリキリするような恋心のせつなさが音に歌詞にたくさん散りばめられていて、すごくステキだなと思いました。
笑顔になれるんだけどほろっとする “織田さん節”をすごく感じました。
ものすごく楽しいところとキュンとするところとフルで聴くとよりイメージもどんどん変わっていく曲だなと思います。
皆さんにぜひ毎日聴いてもらえたらうれしいなと思う曲です。

Q7.これまでゲームなどで演じたキャラクターとアニメのキャラクターの演じ分けはどのように気を使いましたか？

阿澄：マスターが違えば同じアーンヴァルでも性格が変わっていくという、演じる上では難しい作品でもあるし、その分自由度の高い作品でもあると思います。
アーンヴァルの基本となる性格は掴めていますので、演じる上での演技の基礎は出来上がっていて、そこに今回の場合だと、アンは理人を小さい頃から見守っているので、少しお母さん目線みたいなものが入ったり……。
という具合に、基礎にプラスしていく感覚で演じています。ある意味自由に演じられるということでもあるので、演じていてすごく楽しい作品です。

茅原：阿澄さんが言っていたように基礎ができているので、今回は『ヒナ』のポジションと環境を、自分の中にある『ストラーフ』にあてはめて演じている、という感じです。

水橋：ゲームのほうで、色々な性格付けがある、という状況は経験していますので、その辺りは特に悩みませんでした。アニメのテスト収録を終えてみると、「もっと男の子っぽく」という指示をいただいたので、しっかりとアルトアイネスのまま男の子っぽく演じられました。
そこにはもちろん、周りの皆さんがキャラクターを作っていただけていた、という理由もあります。演技は、ひとりではどうにもなりませんので、一緒に演じてくれている方のおかげだなと思っています。共演の皆さん、ありがとうございます。

中島：いろいろな性格のアルトレーネを演じさせていただいてきたのですが、今回のレーネはどちらかというと、しっかりしているように思います。……と思いきや！？かもしれませんが(笑)。
マスターが学校に行ってるあいだ、神姫同士だけで会話をしたり、何かを解決する状況が多いので、「皆と一緒に力を合わせて、ちょっぴりしっかりしたレーネ」というイメージで演じています。

Q8.最後にこれから見られる視聴者の方にメッセージをお願いいたします。

阿澄：私とみのりんは第１弾の神姫ということで声を担当させてもらったんですけれども、その当時からすると6年後にこうしてテレビアニメになって皆様の元へお届けできることになるなんて想像もしてなかったことなので、本当に感慨深いです。『武装神姫』は、マスターと神姫がいればその分だけ色んなストーリーが生まれていく可能性のある作品なので、どういうお話になるのかなと私も楽しみにしていました。
そんなテレビアニメとしての『武装神姫』は、ほんわか癒されるし神姫としての特性も存分に表現されていて堪能してもらえるような作品になっていると思いますので、神姫ファンの方も「神姫とは何ぞや？」という方もぜひぜひ、ゆるっとまずは観ていただければと思います。そうしたら神姫の魅力にメロメロになって、後々水橋さんみたいに大変なことになると思うので（笑）皆さんぜひ楽しみに待っていてください。」

茅原：6年前に初めて『武装神姫』のゲームに参加させていただいてからアニメ化される日がやって来るなんて想像もしてませんでした。アニメになったら良いななんて思ってはいましたけれどもまさかこうリアルにそうなってみるとすごくうれしくって、本当に『武装神姫』を応援してくれている、好きでいてくれるファンの皆様のおかげだと思いますのですごく感謝しています。
アニメ化っていうとてもうれしい機会に恵まれたので一生懸命ヒナを演じていきたいなと思いますし、本当に可愛くってとてもステキな空間がいっぱい詰まっているので観てくださっている方は癒されて、マスターに一生懸命な神姫たちにキュンキュンして欲しいです。オープニング主題歌もこの4人で歌わせていただいているので、ぜひぜひそんなところもチェックしつつアニメを楽しんでもらいたいなと思います。よろしくお願いします。

水橋：ずっとこの作品が好きで応援してくれてた方も、初めて知るよって方にもこの子達がすごく可愛くて一緒に暮らせたら良いなって思ってもらえたらすごくうれしいです。そういうきっかけになれるって、なかなかあることじゃないので、そういう風になれたら良いなって思います。
あと、これをきっかけに色んな媒体で『武装神姫』って出てますけど、本家のフィギュアの神姫も皆さんに知っていただける機会ができればなと個人的にもとても思います。ぜひとも応援よろしくお願いします。」

中島：私自身、デビューして間もないころに『武装神姫』のアルトレーネの役を頂いてそれから数年たって今度はアニメでまたレーネと再会できて、すごくうれしいです。
スタッフもキャストさんも皆すごく愛がある現場で、『みんな好きだから、ここに集まっている』という雰囲気を毎回感じて、神姫たちがみんなの絆を作ってくれているんだなと思います。その温かさをアニメの全てから、笑顔だったり愛だったり癒しを皆さんに絶対に感じていただけると思います。皆さんぜひ放送を楽しみにしていてください。