特集一覧

美術監督:高橋麻穂さんコメント

── 「アマガミSS」(第1期)を制作するにあたって、こだわった部分はどこでしょうか。

『アマガミ』をご覧戴いています、同じ年齢位の高校生の人達と
等身大のキャラクターの世界を描写したストーリー観だと思いまして、
監督ともご相談させていただき、極力日常の生活観がそのまま情景として絵に出せるように心掛けました。
私達がふと街中に出たら、ああこんな風景があるなあという感じで…。
その中に登場人物達が違和感無く存在しているような背景を、表現できたらよいと思いました。
登場人物達の色合い感も、アニメーション特有の、2次元だけの色使いではなく、
本当に隣にいそうな女の子、といったリアルな色感でしたので、
背景の方もそれに合わせて、極端な色使いではなく、実際感を出して人物と
うまく溶け込めたら…というような意識で、作らせていただきました。

──「アマガミSS」(第1期)の中でお気に入りのシーンをおきかせください。

普段がとても日常感溢れるシーンが多かった中で、やや非日常的なシーンが幾つかありまして、
話の内容も奇抜(?)でしたので、やはりそういったシーンが背景側としても印象に残っています。
特に、第10話で、主人公と妹の美也、紗江の3人で、水着で足湯に浸かりながら、
主人公が妄想に浸り、一種異様な世界に溶け込んでいく、あのシーンはとても楽しかったです。
背景的にはイメージなどもありましたので、想いっきり異様な世界に相応しい(?)
イメージにしてやろう!!と考え、背景スタッフにもそのように描いてもらいました。
こういう時は、ノーマルな背景と如何にギャップ感を出すか!に、心血を注ぎたくなります(笑)
2期でもそのようなシーンが登場しましたら、監督のイメージを伺いつつ、
更に飛び抜けた世界を構築できたらと思います。

──これから放送になる「アマガミSS+ plus」(第2期)への意気込みをお願いいたします。

「アマガミ」1期はとても御好評をいただいたようですので、その続編という事で大変緊張させられます。
2期も1期に劣らぬよう、より登場人物達の心境感などを背景描写の中に表現し、
作品として少しでも良い絵造りの一端を担えたらと思います。

特集一覧ページへ戻る