出演が決まったときの感想を教えてください。
僕は出演が決まる前に「美男ですね」を観たことがあり、作品に出演することを意識せずに観ていました。純粋に面白いと思えるドラマでした。また、バンドのお話ということもあり、自分たちの仕事と近い部分もあり、ドラマを観ながら自分自身と重ねて観ていました。なので、まさかそんな作品に出演させていただくことになるとは…正直とても驚きました。
原作はとても大きな存在で。もちろん原作が好きな方や、僕たちが演じたドラマから知る方もいると思いますが、原作が好きな方にも「日本の“美男ですね”もいいね!」と思っていただけるように僕たちは演じなければいけない立場だと思っています。
そのためにも、僕たちは原作の真似をするのではなく、自分たちらしく「美男ですね」を演じることができたらいいなと思っています。今年の夏がすごく楽しみです!
原作のファンにも楽しんでもらえるような工夫やこだわりはありますか?
僕は、原作でいうシヌ(藤城柊)というキャラクターを演じさせていただくのですが、彼は一歩引いてメンバーを見守っていて、冷静であり、やさしい。そして、どこか切なさを感じるキャラクターです。そこは忠実に表現したいなと思っています。
また、僕は原作がある作品は、意識しないためにも、原作を何度も観ないようにしています。なので、最初に観たときに感じた印象を大切に、意識せず、自然に感じたことを表現出来たらいいなと思います。
原作で印象に残っているシーンはありますか?
コ・ミナム(桜庭美男)が買い物にシーンですね。シヌがオススメの場所を教えながらコ・ミナムの後ろを見守りながら着いて歩くシーン。ミナムに気づかれず、振り向いてもらえなかったシーンです。シヌとミナムが最終的には会えると思っていたので、一番衝撃を受けましたね。
このような演出が、このドラマの魅力なんだな、と思います。それを今度は僕たちが表現する側ですよね。僕が演じる柊が冷静でいるからこそ、他のキャラクターが引き立つというところもありますし、彼ならではの「見守る優しさ」という姿勢は意識して演じていけたらいいなと思っています。
髪型を変えたことについて…。
今までにこういった髪型にしたことがなかったので、まだ見慣れていません。自分でも誰だかわからないくらいです(笑)。今までの髪のセット方法やセットの時間も変わってきますし、今まで着ていたライブ衣裳のイメージも違って見えます。
けれど、Kis-My-Ft2のデビュー前ということもあり、髪を切るのはよかったかなと思っています。常に同じでいるよりも、新たな一面が見えてくるかもしれませんね。自分自身でも楽しみにしています。
桜庭美男/美子役、瀧本美織さんの印象を教えてください。
素直で元気ないい方ですね。僕たち(玉森・藤ヶ谷・八乙女)3人の事務所が一緒で年齢も上なので、「瀧本さんがいつでも入り込めるような空気作りをしなきゃね。」と3人で話していたのですが、その必要もなく自然に溶け込んできてくれました。とにかく素直な方なので、そこがとても魅力的だなと思います。絶対に楽しい撮影現場になると思います!
A.N.JELL男子メンバーのイケメンだと思うところ。
光とは、小さいときから一緒にいるのですが、光のデビューもあり、お互いが忙しく、なかなか会う機会がありませんでした。こうして、久々に一緒に仕事をしていても、光がいい意味で変わっていなくて、いつまでも“八乙女光”なところはとてもかっこいいなと思いました。光は、自分の役割をすぐに把握して、動くところが凄いと思っています。いなければいけない存在ですよね。だからHey!Say!JUMPのメンバーにとっても、光のそういったところに助けられているのではないかなあ…と思っています。
玉森はねえ…1つは何にでも興味を持つところ。興味を持つことはとても良いことだと思うのですが…とても飽きっぽいです(笑)。もう1つは、オシャレにいつも気を配っていて、自分のスタイルを曲げないところ。最後は、優しさですね。普段は強がっているけれど、その裏の優しさが人間らしくて良いと思っています。と、言っておこうかな(笑)。
「美男ですね」では、3人が一人の女の子を取り合いますが、プライベートでそのようなことがあったらどうしますか?
シヌがそうだからというわけではないですが、僕はまず、相手に思いを伝えます。あとは相手にお任せするというか…叶わなかったら仕方ないし、叶ったら思いを伝えて正解だった!と思うのではないでしょうか。
「美男ですね」への意気込みを教えてください。
今回は「原作の軸からブレたくない。」ということもあり、髪を切ったり、染めたり、いろいろ挑戦しています。今まで自分たちが着たことないような衣裳を着させていただいたりもしています。
みなさんが「美男ですね」に持っているイメージはとても強いと思うので、そのイメージを絶対に裏切りたくないです。だからといってすべて原作と同じようにするだけではなく、僕たちがつくる“日本の美男ですね”を演じていきたいですし、「日本の“美男ですね”も面白い!」と思っていただけるとうれしいです。とにかく原作から軸をブラさないことです。僕はそう思います。