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ホン姉妹/原作脚本

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「美男ですね」が日本でリメイクされると聞いたときの感想を教えてください。

妹(ミラン):A.N.JELLが日本で新たに作り直される感覚で、とても楽しみです。また、脚本家としてではなく、視聴者としても楽しみにしています。

姉(ジョンウン):A.N.JELLは、韓国でも仮想のアイドルとして凄く人気を集めています。演じていた4人の俳優のみなさんの呼吸もとても合っていたところがさらに話題を呼んだのではないでしょうか。そのA.N.JELLが、日本でも再び作り直されるということで、「日本のA.N.JELLはどういうバンドになるのかな?」と、韓国の「美男ですね」のファンやA.N.JELLのファンがもの凄く楽しみにしています。バンドだけではなく、それぞれ個性豊かなA.N.JELLのメンバーが日本ではどのように描かれていくのかも楽しみにしています。

実際に日本の「美男ですね」の撮影現場を訪れていかがでしたか?

ミラン:美男さんが新メンバーとして加わり、そのウェルカムパーティをしているシーンの撮影を見学しました。その際に、日本のA.N.JELLメンバーともご挨拶をしたんですが、すでにA.N.JELLになっていました。そして、マネージャーの馬淵さんと安藤社長も韓国のキャラクターにぴったり合っていて、自分たちの役を演じきれていると感じましたね。
また、今回、特別ゲストとして出演される倖田來未さんは、とても楽しく撮影されている姿が印象的でした。

ジョンウン:海外のドラマ撮影に伺ったのは初めてでしたが、どの国もあまり変わらないな…というのが率直な感想です。というのも、制作スタッフさんたちが忙しく動いている姿や、俳優さんたちが緊張されている姿を見かけると、韓国も日本も撮影現場の雰囲気が似ているな、と感じました。1つ差があると思ったところといえば、日本はディティールを非常に大事にされていて、撮影も何度かテストをしてから本番を行う、という手順が韓国の撮影現場とは唯一違っている部分なのではないでしょうか。

日本版「美男ですね」の撮影現場に行ったということですが、日本の4人のA.N.JELLのイケメンぶりは韓国の女性から見ていかがですか?

ミラン:みなさん全員イケメンでした(笑)!
韓国の俳優もそうでしたが、日本のみなさんもA.N.JELLの4人のメンバーとしてそれぞれの魅力になりきっていて、すでに個性がもの凄くにじみ出ている感じがよかったですね。

ジョンウン:実際に演技を見て感じたのは、ファン・テギョンというキャラクターを演じるにあたり、年齢が若いにも関わらず成熟していて、傲慢な魅力というのを表現しなければならないという点が難しいところだと思うのですが、テギョンを演じている玉森さんは、その魅力を既に表現されていたのに驚きました。これからがとても楽しみな俳優さんですね。

リメイクが決まったとき、お二人から「オリジナルのここだけは変えないでほしい」という部分はありましたか?

ミラン:「美男ですね」のリメイクが決まったとき、日本でも良い作品を作ってくださると信頼していましたし、「これをこうして欲しい。こうしないで欲しい。」などは、信頼関係もありますので、お伝えしていません。

ジョンウン:リメイクの話が決まったとき、「原作をなるべく活かして制作する。」とお話をいただいていましたので、安心したというところもありますし、A.N.JELLというバンドの名前など、基本的な部分は維持されたままやっていただけるというお話なので、安心してお任せすることができました。

オリジナルの名場面をリメイク版で楽しみにしているシーンは何ですか?

ミラン:名場面は、3つあります。1つ目は、A.N.JELLの初公演です。演出的な部分もファッション的な部分も、もちろん違うと思うので、どのようなA.N.JELLの見せ方をしてくれるのだろう…と楽しみにしています。2つ目は、劇中でストーリーが進行していく中で起こるメンバー同士の化学反応。人間関係の変化もありますし、その中で、キスシーンもでてくると思うので、それをどう描いていくのかが楽しみです。最後は、私たちは“手術シーン”と表現しているんですが、日本のファン・テギョンがミナムの“ブタウサギ”の人形をどういった形で作っていくのかを、楽しみにしています。

ジョンウン:ファン・テギョンとコ・ミナムが、ミナムのふるさとに戻ったとき、テギョンが豚に追いかけられるシーンがあるのですが、日本の豚はどんな顔をしているのか…という点を含めて、どのようなシーンになるのか楽しみにしています(笑)。

この作品は、なぜ多くの女性の心を掴んだのだと思いますか?

ミラン:まず、この作品が、日本のみならず、アジア全域でものすごい人気があると伺っています。それは作家として、とても感謝をしております。多くの女性に魅力を感じていただいている理由は、A.N.JELLというバンドが愛されているのが一番の理由なのではないでしょうか。 A.N.JELLは、“少女が抱くファンタジー”で満たされているのだと思います。それぞれメンバーも個性的ですよね。かっこいい男性もいれば、かわいい男性もいるし、やさしい男性もいる…。さまざまなタイプの男性が、多くの女性のファンタジーを実現してくれる…という点が、女性の心を掴む魅力的なドラマの理由になっているのではないでしょうか。

ジョンウン:企画当初、A.N.JELLというグループは、すごい人気を得ている大スターという設定でした。その当時、K‐POPの世界では、次々とアイドルグループが結成され、これからアジアへ進出という時期で、今のような人気はまだありませんでした。放送から2年経った今、A.N.JELLというアジアの大スターという設定が、実現になってきました。これはK‐POPのさまざまなグループが日本のみならず、アジア全域でも、ものすごい人気を得てきた結果なのではないでしょうか。

たくさんの作品を書いていますが、脚本を書くうえで、特に気をつけて書いている点はありますか?

ミラン:今までに7本の作品を執筆させていただいています。まず、第一に考えるのは、みなさんが、“気持ちよく楽しめるストーリー”ということを意識しながら作品作りをしています。
どんなドラマでも、はじまりは韓国から放送するので、韓国の視聴者に向けての脚本を書いているのですが、中にはアジア全域で放送されることが決まっている作品もあります。そういった作品では、「どのアジアの地域の視聴者の方にでも愛されるだろう。」というポイントをところどころ交えて作っています。

ジョンウン:“愉快な明るい漫画”というのが私たちの作品に一番似合っている言葉だと思っています。コミカルでファンタジーな部分や、メロドラマのような恋愛部分が入ってきたりと、重たく、難しく感じたりせずに、軽快で、明るく愉快にみなさんが共感しやすい作品を作るように心がけています。

「美男ですね」の続編を考えていますか?

ミラン:続編は検討していなかったのですが、たとえばドラマではなく、映画としての続編など、いろいろな形があると思いますので、並んでいる作品を書き終えたら、考えたいと思っています。

ジョンウン:日本版のA.N.JELLも、もちろんすごい人気になるのではないでしょうか。そしてまた、「美男ですね」がアジアで大ブームになりました…という段階になったら、韓国のA.N.JELLたちに「どお?次どお??」という感じで提案したいと思っています(笑)。