2018.4.29 OA
#30 若宮正子
83歳 アプリ開発者

81歳でゲームアプリ「ひなだん」を開発。
アップル社や国連に招待され、スピーチを行った。

楽しんでいるだけで
“何かに挑戦してる”という意識は全然ない

楽しんでいるだけで、
自分が何かに挑戦してるという意識は全然ないんですね。
何かを楽しむのにどうして“挑戦”という
“戦い”という言葉を使わなくてはいけないのか?
そこが理解できないです。

シニアでも楽しめるアプリがあったらいい、と思い
若い人に「なにか作ってよ!」とお願いしたんですけど
「自分で作ればいいじゃないですか」と言われて
「なるほどな」と思っちゃったんです。
とにかく、お雛様が動けばいいんだから、みたいな。

「なになにらしく」という枠の中に
日本人は自分をはめ込んでしまっていると思います。
例えば、“妻として”“母として”“いい年をして”とか。
それをちょっと外して、もうちょっと自分らしく生きたら
楽しいんじゃないかな、と思うんです。

毎日が楽しいです。
明日はどんな面白いことが起きるんだろう?と思って
ワクワクしています。