街から人影が消えたパンデミックの中で登場した新型コロナワクチン。世界中で接種が進み、コロナ禍のパニックを終わらせた。
しかし、接種後、長期の体調不良が続く人々は少なからず出ている。神経障害で下半身不随になった男性は、排泄障害を抱えながら車で出かけ、実名でワクチン被害を訴える。患者の会と遺族の会は、国に謝罪と損害賠償を求める裁判を起こした。
そして、一部の医師は学会を作り、ワクチンと健康被害との関連を研究。患部に数年経ってもワクチンが作る「スパイクタンパク」が残っている事や、血液中に自分を攻撃する「自己抗体」が出来ていることを突き止めた。果たしてこれが、体調不良を引き起こしているのか。
一方、国は、症状とワクチンとの関連について「評価不能」と結論付け、重大な懸念はないとしている。
原因究明は進まない中、世界を救ったとされるワクチンは、「史上最大の薬害」となる恐れはないのか。足掛け4年の取材で浮かぶ実態とは。
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