モザンビーク日記 (2003年2月2日〜2月8日)


オペレーションについて:
フレリモ兵士たちは、「レナモ」というゲリラからダムや兵舎の破壊を守るため に爆弾や地雷を北部にあるミチュキュー山に埋めました。キュンバ村の住民らにとっ て、ダムから生み出される電力は生活に必要不可欠でした。当時、埋められた地雷 が地元住民や農民に危険であると報告されています。ハオ・モピラさんは畑から猿を 追い払おうとしたとき、地雷を踏み、片足を失いました。


私について:
私の名前はムニズ・ギルヘルムです。1975年にザンベジア地方のマガンジャ ・デ・コスタ地区で生まれました。結婚はしていませんが、6ヶ月になる息子がいま す。小学校はキリマーヌにある3・デ・フェヴェリオ校に通い、中学はエスコラ・ セコンデリア・25・デ・セテンブロ校に通っていました。その後の教育費を両親は 払うことができず、高校は断念しました。

中学を卒業後、車の修理工場で仕事を始めました。給料が安かったので、生活は 厳しかったです。そして、友人からハロが人を募集していることを聞き、修理工場の 仕事を辞め、1998年からハロで仕事を始めました。ハロに入ったばかりの頃、地 雷を除去するのが恐かったのですが、徐徐に慣れ、今は自信を持てるようになりまし た。修理工場で仕事をしていた頃に比べ、給料はよくなりました。

私の夢は自分の家を持つことです。お給料の一部を、家の購入と自分の将来の学 費のために貯金し、息子の養育費を払っています。同僚とは上手くやっているほうだ と思います。過去に指導員ともめたことがありますが、この指導員は現在、ハロでは 働いていません。

今は、ハロの指導員、そしていつかはPOM(州経営責任者)になれるよう日々、 努力しています。


ムニズ・ギルヘルム






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