モザンビーク日記 (2002年8月11日〜8月17日)
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オペレーションについて:
現在、チーム9はモザンビーク中央にあるザンベジア州、モルルンバ地区にいる。ここのタスクは「メガザ南」と名づけられた。政府軍はここで、反政府組織レナモから村や行政機関を守るために地雷を埋設し、避難用穴倉を作ったのだ。
作業は今のところは中断されることもなく、順調に進んでいる。早くタスクが終わって地元の人々が土地を使えるようになることを望む。
生活全般について:
私はアルベルト・フイゾ・スミタル、31歳で3人の子供がいる。まだ幼い末っ子以外の子供はもう学校にあがった。私はザンベジア州で生まれ、今は州都キリマネで妻子と暮らしている。
私はHALOトラストに入る以前は軍隊にいた。ザンベジアで軍隊入りした後にマプトで訓練を受け、その後は時々ジンバブエでさらに訓練を受けた。戦争が終わって復員した私は、軍からもらったお金だけではやっていけないので新しい職を探さなければならなかった。そして7ヵ月後の1995年8月20日に、HALOトラストに採用された。最初は地雷除去員の訓練を受け、その後しばらくしてアシスタント・スーパーバイザーになり、つい8ヶ月前にスーパーバイザーに昇進した。仕事は決して楽ではないがとても気に入っている。今は再び昇進するために仕事に励んでいるところだ。
私は稼いだお金を子供の学費や、家族の服や食料に宛てている。また将来、大学で勉強を続けるための学費も少しずつ貯めている。
仕事仲間や地元の人たちとの関係は良好だ。ただ、長い間家族と離れて外で暮らさなければならないのが辛い。そんなに長い野外生活によく耐えられるな、と近所の人に言われるが、そんな時には「仕方がないさ」と答える。
チーム・ナンバー:9
アルベルト・フイゾ・スミタル(スーパーバイザー)
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