モザンビーク日記 (2002年8月4日〜8月10日)
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オペレーションについて:
チーム12は今もモンテプエズ地区にいる。「モンテプエズ橋」と名づけられたモザンビーク北部カボ・デルガド州のタスクで作業をしているのだ。この橋はモンテプエズとナリト村などの地区と結ぶ便利な橋だが、地雷が埋まっているせいで地元の人は橋の周辺で農耕や水汲みができないでいる。ここの地雷はフレリモ兵士たちが反政府ゲリラの破壊活動を防ぐために敷いたものだ。
今週初めに休暇が明けた。うちのチームは除去作業中に三個の対部隊地雷POMZ−2を発見し、2.7平方メートルの土地を除去した。作業は雨のせいで一度中断されたものの、すぐに再開することができた。
生活全般について:
私はヴァージリオ・マリオ、26歳でペンバの生まれだ。離婚しているが子供が一人いる。その子供は現在母親のもとにいて、準備が整ったら私と暮らすことになるだろう。去年、私は学外生としてペンバ中等学校に入った。以前は諸々の事情で勉強が続けられなくなったが、働き始めてから居住キャンプで学外試験用の勉強をし、運よく12年生の試験に受かったのだ。将来、大学に進むための貯金もしている。今まで仕事をした経験がなかった私はHALOが最初の就職先となった。ここで働き始めて3年になるが、長期的に働くつもりだ。
HALOの仕事は色んな面で生活の支えになるので嬉しいかぎりだ。私はすでに地元で材料を調達して家を建てた。仕事も楽しいし、仕事以外の時は釣りに行く。地元の人も親切で何かあればいつでも助けてくれるし、同僚ともうまく行っている。
チーム・ナンバー:12
ヴァージリオ・マリオ(医療補助員・地雷除去員)
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