モザンビーク日記 (2002年7月28日〜8月3日)


オペレーションについて:
チーム10は今もモンテプエズ地区で作業をしている。タスク名はナリト、ナリトはTBSチームが配置されているモザンビーク北部の州の名前だ。現在、うちのチームは除去中の地雷原のすぐ隣の地雷原で作業の準備をしている。新しい地雷原の除去には地雷探知犬(MDD)が使われる。

今週は何事も起こらず、作業も予定通りに進んだ。一つだけ厄介なのはサルの問題だ。こいつらは地雷原に印をつけるための竹棒を地面から抜いてしまうから困ったものだ。


生活全般について:
私はエドゥアルド・エルネスト、カボ・デルガド州の出身だ。妻のマリア・フランシスコとの間に6人の子供がいて、末っ子以外はみんな就学している。宗教はキリスト教、私は仕事がない時にしか教会に行けないが、妻と子供は毎週通っている。

一家はカボ・デルガドの州都ペンバに住んでいる。家は狭いが家族全員がなんとか収まる大きさだ。将来的にはもっと大きい家を建てたいと思う。

私は以前ドイツで10年間、野外での農業プロジェクトに携わっていた。その後、モザンビークに帰って鉄道会社(CFM)に就職し、車掌として務めた。

以前の会社でもチームで働いていたので、HALOに来た時にもすぐに慣れた。HALOはCFMより給料がいいのであと20年は働きたいと思う。私の将来の夢は、今HALOで運転しているような110tdiランドローバーを買うことだ。


チーム・ナンバー:10
エドゥラルド・エルネスト(運転手)






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