モザンビーク日記 (2002年6月29日〜7月2日)


オペレーションについて:
メガザ地区はモザンビーク中央のザンベジア州にある。ザンベジアはHALOが最も古くから作業をしている州だ。モルンバにあるここのタスクは「メガザ南」と名づけられた。フレリモの兵士が地雷を埋設した場所だ。彼らは村そのものだけでなく、行政機関や病院などのインフラを守るために地雷を敷いた。埋設された地雷はすでにHALOが除去したので、タスクを終えたチーム8はここを発ち、モザンビーク北部のコブエ州にある次のタスクに向かう。


生活全般について:
私ルイス・カルロは35歳。美しい女性と結婚して子供が4人いる。最初の子供は双子で7歳になった。次の子供は4歳、最後に生まれた子供はまだ一歳だ。私はナンプラ州で生まれた。HALOに入る前は軍隊にいたが、復員後、私たち家族は生活が苦しくなった。私は田舎で魚やとうもろこしや生のキャッサバを買ってはナンプラ市に売りに行ったが、ほとんど儲からないので、新たな作物を買いに行くことができなかった。

私はHALOの仕事に就くことができて幸運だった。生活もずっと改善されたし、給料も悪くない。今はちょうど我が家を直しているところだ。将来は、潅漑付きの大きなマシャンバ(農場)を買い、子供のためにすてきな家を建てるのが夢だ。

作業がない時は、キャンプでサッカーやジョギングをして時間を過ごす。休暇の時は妻の家事を手伝うか、将来買うことになるマシャンバを2人で見に行く・・・・


チーム・ナンバー:8
ルイス・カルロス(地雷除去員)






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