モザンビーク日記 (2002年6月10日〜14日)


オペレーションについて:
今週はチームにとってかなり動揺の大きい週となった。私を含むほとんどのメンバーが生まれて初めて、爆破前の対戦車地雷を見たのだ。それ以来、話と言えば対戦車地雷のことばかりだ。他の対戦車地雷も全部見つけ出したいと思っている。私は2001年11月にHALOに入って以来、すでに28個の地雷を見つけた。今週は150m2の土地をクリアしたが地雷は見つからなかった。

ここ2、3日の間、私たちのいる「グリーン・ゾーン」は気温が下がり、夜明けに霧が出るようになったが、オーバーオールを着ているので問題ない。

チームについては何の不満もない。みな助け合いながら一生懸命働いている。HALOで働くことにも満足している。モザンビークにいる外国人スタッフのサポートを受けながら仕事の経験が身につけられるからだ。


生活全般について:
私はザンベジア州出身のモザンビーク人だ。28歳でまだ結婚していない。友人には子供が3人いる人もいる。宗教はキリスト教、教会へはあまり行かないが神の存在は信じている。

政治には興味ないが、現在のフレリモ政権を支持している。HALOの職員に制服が支給されているのはよいアイデアだと思う。衣服にかけるお金を買い物に使うことができるからだ。


チーム・ナンバー:11
エリアス・フィリペ・ムイフイネレヴォ(地雷除去員)






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