オペレーション関連
私のチームの成績はとても良く、最近はカボ・デルガド北にあるナンガンデ地区で新たな地雷原での作業に取りかかったところだ。地雷原は食料調達可能なナンガンデ地区から29キロ離れたところにあり、行くまでに約一時間かかる。ここの地雷原に埋設されている地雷の種類はM969型地雷だ。HALOで仕事をしていると州の色んな場所や、州外に行くことができるので、とてもよい経験になる。またHALOが設立してくれるキャンプは環境が非常に良いので、カボ・デルガドの外で働くことも苦にならない。
これまで私のチームはM969型地雷57個を発見・破壊し、1,658平方キロメートルの面積を除去した。私はスーパーバイザーであるハヌアリオ氏のアシスタントとしての仕事に専念し、地雷除去員が事故を起さないように気を付けている。障害は2つある。天気と植物だ。厚さが厳しくなるにつれ作業も辛くなるが、もうすぐ雨季になるので作業も中断されるだろう。1月になれば大雨が降り始めて道路は危険で通りにくくなり、全く通れなくなる場合もある。そうなればここでの作業を中断して別の作業に取りかからなければならない。
生活全般
私は1999年にHALOで地雷除去員として働きはじめ、今はチームのアシスタント・スーパーバイザーをしている。32歳で結婚6年目の私は息子が3人いる。家族から離れて暮らすのは辛い時もあるが、HALOで仕事に就かなかったら自分は今でも市場で働いているだろう。現在は給料も良く、おかげで子供の教育費や家のコストを支払うこともできる。
フランシスコ・コンスタンシオ・ルーカス (アシスタント・スーパーバイザー)
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