グルジア日記 (2003年 1月24日)


長い正月休みが終わり、私達は地雷除去の仕事に戻りました。

身体は仕事に戻っているのですが、意識はまだ家で過ごしていた時のまま。ソファ で新聞を読んでいた時や美味しい朝食や晩ご飯が今でも想像できます。ワイン、手料 理の数々がテーブルを飾っていた毎日。食事を始める前に健康、幸運、良き出会いを 願うスピーチ(カウカウスでは男性が長いスピーチを食事前に行う)など楽しい思い 出ばかり。

子供達も普段とは違って暇そうにしている私に地雷について沢山の質問をしてきま した。質問の内容は、「危ないの」「大変なの」「地雷原を管理しているの」「地雷 をいくつ見つけたの」「地雷を見つけたらどうするの」「地球上にある全ての地雷を 無くすことはできるの」というものでした。

朝遅く起きる時や何もしない日が続いても良いと思います。そんな時、色んなアイ ディアが浮かんだり、仕事に行くのを忘れたりします。


ピーター・ショウワ
クラッシャー・フィールド・オフィサー






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