現場レポート|火曜ドラマ『女はそれを許さない』
毎週火曜よる10時放送
現場レポート
2014年11月15日
NO.18
霧の中から抜け出すために
麗さんが初めて手がけた案件は、DVによる離婚訴訟でした。夫からの暴力から何としても守らなければ、その思いだけで必死になって取り組んだ裁判。そこにウソがあるなんて知ることもなく…

幼い知香ちゃんの将来を守るため離婚を求めます!
お父さんだけじゃなかった。お母さんもだった。あのときの知香ちゃんの助けを求める視線をその場で気づいてやれなかったことは、どんなに悔いても起こってしまったこと。だけどその辛さから救わなければ、今こそ救えなければ、弁護士になった意味がない、これから弁護士として先に進むこともできない。最初のインタビューで、深田さんは「麗は霧の中にいた」というお話をされていましたが、その霧の出所はまさにここです。まだ晴れない霧、その霧が再び麗さんを捕らえようとするかのように知香ちゃんがやってきます。

お母さんを訴えに来ました
こんな悲しい依頼、本当ならあってはいけない。母娘は一緒にいたほうがいいけれど、今の状態ではそれもまだ叶わぬこと、一体どうすればいいのでしょう。
知香ちゃんは今、児童擁護施設にいます。所長とこの先のことを相談しに行くのですが、ここには知香ちゃんだけでなく、たくさんの子どもたちがいます。小さな子どもたちに囲まれる滝口くん、実際に小さい子どもが好きだという溝端さんは大人気!

一緒に遊んで!
グラウンドもあるところですし、みんな元気に遊ぶ遊ぶ!そして深田さんも楽しんでます☆

わんちゃんはやっぱり広いところで遊びたい!
いい笑顔!だけど、そんな笑顔あふれる撮影現場でも、襲ってくる事態は悲しいです。知香ちゃんを取り戻そうと血相を変えて入ってくるのは母親の浩子さん。浩子さん役の紺野まひるさん、こういう怖い人の役は初めてとのことで、実際にお母さんでもありますし悩みながらも真摯に取り組んでくれました。
紺野さん「知香〜♪」
満面の笑み!違います、そんなことじゃ喜び勇んで飛び込んじゃう!
改めて。

知香、出てきなさい!
怖い!本当に怖い!スタッフ「知香ちゃん逃げてーーー!!」一体どれくらいの剣幕なのか、浩子さんの抱く気持ちは愛情ではなく狂気です。

紺野さん「絶対スリッパ履かないですよね。この剣幕、どうやって止められますか?」
溝端さん「ぼくが行くと、男だから強く抑えることになっちゃってよくないですよね。」
監督「みんなに取り囲まれて、はっとする、というより気まずくて舌打ちしたいくらいの気持ちで去っていく、という感じですかね。」

まわりはどう対応しよう
知香ちゃん、浩子さん、そして麗さん。見つめる未来はまだまだ霧がかかってる。その霧を払うのは自分の意思、だけどその手段を授けてくれる仲間がいる。それぞれの未来のために、次回、麗さんの一歩をどうぞ見届けてください。

優しく抱きしめて欲しいのに