ナビゲーターより|TBSテレビ:夢の扉


ナビゲーター/大櫛エリカ

ナビゲーターより

シドニー、アテネ、北京と、3度目のパラリンピックということもあり、期待もプレッシャーも大きかった鈴木選手。
故障などで、跳べない時期もあったようですが、北京に来てからの鈴木選手は輝いていました。強く柔らかな炎が燃えているようでした。

それを感じた臼井さんは、鈴木選手をそっと見守り、期待を寄せている様子でした。
本番、義足がまるで自分の足のように伸びやかにハイジャンプする鈴木選手を見て、俺は幸せだとおっしゃられていた臼井さんが忘れられません。
何の不安もない義足あっての結果だったと思います。

パラリンピックは、選手の努力と、それを支える方々の、人と人の繋がりが、どれだけ大切かを感じさせてくれる場所でした。