2015年12月13日放送
TBSニュースバード:12月16日よる11:00~
/ナレーター:中井貴一
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- エネルギーのゴミを宝の山に!
- 捨てる熱を“音”に変えて発電する!? 『熱音響システム』
“廃熱利用の切り札”で、エネルギーの概念を変える! - 東海大学 工学部 博士/長谷川真也さん
自動車の排ガスや工場の廃熱、家庭用ボイラーの余熱も…。
私たちの身近で捨てられているもったいない廃熱を、空気の振動=“音”に変換し、
その音のチカラで新たなエネルギーを生み出す―。この「熱音響」の研究で、
“最も実用化に近い”画期的な装置を開発したのが、長谷川真也・博士。
熱音響は、廃熱から電気をつくるだけでなく、モノを冷却することもできるという
なんとも不思議な原理だが、あまりに難解なため、多くの科学者がサジを投げてきた―。
長谷川が開発した「熱音響エンジン」は、鉄パイプと数点の部品だけのシンプル構造。
そのため、安価で壊れない。エネルギー効率も抜群に高い。
しかし、部品の形や厚み、位置といった細かい設計が非常に難しかった・・。
『よく分からないことは、最高にオモシロい!』
そんな長谷川は、4年の歳月をかけ、熱音響エンジンの設計プログラムを編み出した。
そしてついに、国のプロジェクトとして実用化にむけた実験がスタート!