2015年5月3日放送
TBSニュースバード:5月6日よる11:00~
/ナレーター:向井理
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- オールジャパンの技術で患者に夢と希望を
- がん細胞をピンポイントで叩く!~“涙の臨床”の記録
オールジャパンで挑む“新世代のがん治療” - 大阪医科大学 がんセンター 特務教授/宮武伸一さん
末期の脳腫瘍を抱えた患者が次々と訪ねてくる場所がある。
大阪医科大学―。ここで今、細胞1個1個のレベルでがんを狙い撃ちできるという
“新世代のがん治療”の研究が、世界の先頭を切って進んでいるのだ。
この『ホウ素中性子捕捉(ほそく)療法(BNCT)』で、世界一の臨床経験を持つのが、
脳外科医、宮武伸一のチーム。
がんの中でも、厄介なもののひとつとされる「脳腫瘍」。
再発した悪性腫瘍の場合、がん細胞が正常細胞と入り混じっているケースがほとんどで、
手術による切除は、脳の機能を失ってしまう恐れがある。
そこで、宮武たちが行うのは、放射線の一種「中性子」とホウ素薬剤の反応で
がん細胞を死滅させる療法。日本の医学、薬学、物理学のプロが総力を結集して挑む。
宮武のもとにやってきた、「余命1年以内」と宣告された患者たちの驚きの経過とは!?
浪花節ドクターとその仲間たちの“涙の臨床”365日の記録。