人物詳細

夜野桜:観月ありさ

大学教授を父に持つ厳格な家庭に育ち、優秀な2人の姉への劣等感と「自分は母親に捨てられた」という意識から親兄弟に反発するように奔放に生きてきた。かろうじて4流大学を卒業した後、水商売を転々として西蒲田のスナックのママに落ち着く。ある日、常連客の砂川が、桜はかつて教師志望で、教職免許を取っていたことを知り、スカウト。38歳にして初めて定時制高校の教壇に立つ。「夢破れても、ハラは減る」「どれだけ夢に破れても、人は生きていける!」が座右の銘。