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大型の選手達が展開するパワーバレーが持ち味
チームとしての歴史は決して浅くないが、本格的には00年のシドニー・オリンピックに向けて強化が進み、その後にアジアの強豪としての地位を固めてきた。
アジア枠ではあるが、オセアニアに位置しており、体格的にはヨーロッパに近いため、大型の選手達が展開するパワーバレーが持ち味。
アジア選手権では07年に初優勝を飾っている。昨年の同大会では日本(5位)を上回ったが、韓国に敗れての4位に終わった。得点源は、身長200cmながら跳躍力を生かした高さが光るエース、ロシア生まれのユーディン。身長207cmの若さ壁、ジンゲルらのブロックにも要注意である。22位というFIVBランキングの数字以上の力を秘めた国だ。