4/12よる11:25
2026年4月12日 (日) よる 11時25分〜

[字]聞こえる・聞こえないスタッフが協力し合い運営『ろう・難聴児に特化した放課後等デイサービス』好き・得意・大事を伸ばし“自分らしく”…原点は「耳が聞こえない両親」
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夏にはキャンプ、冬にはクリスマス会。チームワークを育むプログラムも開催。放課後や長期休暇を“自分らしく”楽しむ、ろう・難聴児に特化した放課後等デイサービス「デフアカデミー」。目指しているのは、自分の好きなことを好きにできる「居場所」づくり。大阪の雑居ビルの一室で子どもたちは手話で冗談を言い合い、生き生きと走り回っていた。教室を運営するのは尾中友哉「耳が聞こえない両親のもとで育った聴者(コーダ)」だ。
勉強好きで教師を夢見ていた尾中の父…しかし、ろう者であることを理由にその道を断念——「これは社会にとって損失ではないか」その思いで教育支援を志す。だが活動は全国的にも珍しく手探りの運営が続いている。スタッフは聴者とろう者が半々、運営するNPO法人の資金は潤沢とは言えない。「自分らしく生きるとはどういうことなのか」ろう者と聴者、大人と子ども、理想と現実…多くの垣根を乗り越え奮闘する小さな教室の半年。
【デフアカデミー】 ろう・難聴児に特化した放課後等デイサービスとして、2017年に設立。のべ250人以上の耳が聞こえない・聞こえにくい小学生から高校生が利用。グループワークを通して子どもの自発性や好奇心を育て、ことばの世界を広げる活動に取り組む。手話や日本語を学ぶ活動や、パソコンを使った創作活動も実施。また、言語聴覚士による、日本語の読み書きや発音練習といった個別支援も実施している。
【尾中友哉】 1989年滋賀県大津市出身。ろう者の両親のもとに生まれ、聞こえる子ども(コーダ)として育つ。大手広告代理店勤務ののち、2016年に株式会社Silent Voiceを創業。2017年に同名のNPO法人を設立し、ろう・難聴児の放課後等デイサービス「デフアカデミー」、オンライン教育サービス「デフアカオンライン」、ろう者・難聴者と聴者が協働する企業への研修事業「デフビズ」などを展開。
2018年には人間力大賞 内閣総理大臣奨励賞 受賞。2025年には、法人事業の公益性の高さなどが認められ、全国のNPO法人のうち約2%という「認定NPO法人」の認定を受けた。
【製作著作】MBS(毎日放送)
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