柿澤勇人がドラマ初主演!
余命わずかの破天荒な葬儀屋が、
様々な依頼に挑む
ヒューマン・エンターテインメント!
TBSでは、深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」(毎週火曜深夜)で主演に柿澤勇人を迎えて『終のひと』を放送する。
余命わずかの破天荒な葬儀屋・嗣江宗助と、仕事に忙殺され自分を見失った青年・梵孝太郎が、梵の母の急逝をきっかけに出会うところから物語は始まる。嗣江と梵という正反対の師弟がときに風変わりな葬儀に挑み、死や遺族と真摯に向き合う中で、現代社会の家族、孤独、老い、喪失、そして再生を描く痛快ヒューマン・エンターテインメントだ。
主演は本作がドラマ初主演となる柿澤勇人。柿澤が演じるのは、元刑事で余命わずかの破天荒な葬儀屋・嗣江宗助。ジャージに銀髪、ヘビースモーカーという風貌から一見危険でアウトローに見えるが、その裏には愛情深さや誠実さが確かにある、弔いのプロフェッショナルだ。
さらに、医療器具の営業職として仕事に忙殺され、生きる気力を失っていたエリートサラリーマン・梵孝太郎を西山潤、「嗣江葬儀店」に長年勤める納棺師で経理担当でもある森文子を筒井真理子が演じる。
本作は、誰でも一度は経験し共感できる「身近な人の死」を描いた普遍的なヒューマンドラマであると同時に、令和という時代を切り取った一話完結の痛快エンターテインメントである。遺族が自力で葬儀をしようとして遺体を腐らせてしまうDIY葬や、孤独死した父と生活保護の息子、ラブドールの葬儀などなど・・・様々な事情を抱えた人々の風変りな案件に、嗣江をはじめ、梵やフミといった個性あふれる「嗣江葬儀店」メンバーが、あたたかく、時にはハードボイルドに向き合っていく姿にぜひ刮目していただきたい!
放送前コメント
柿澤勇人さん
この度『終のひと』にて嗣江宗助役を演じます柿澤勇人です。
この作品のオファーをいただいた時期、僕は11年前に旅立った高校の同級生が眠るお寺で手を合わせていました。
毎年彼女の命日には担任の先生やクラスメイトが集まり、彼女との想い出や昔話に花を咲かせます。しかし、僕も皆も口を揃えて言うのが、未だどこか彼女の死を受け入れられない、信じることができないということ。ご遺族のことを思うと一層胸が締め付けられます。
人はいつか絶対に死ぬというのに、僕は今を生きることに精一杯で、自身の死後について、葬儀やお墓、ましてやエンディングノートについても考えられていません。
しかし、清水俊さんの原作を拝読し、徐々に自分の死生観が変わりつつあります。一つとして同じ葬儀は無いこと、そして葬儀は遺された者たちのためでもあること・・・。
このドラマを通して皆様の心のどこかに生きることと死ぬことについて少しでも何かを残すことができれば本望です。その一方でしんみり、悲哀に満ちたドラマにするつもりもありません。
素敵なキャスト・スタッフと共に軽妙な芝居を作り、時にクスッと、時にうるっとくる作品を目指したいと思います!
西山 潤さん
今年の2月に最愛の祖母を亡くしました。
臨終に立ち会った際にすぐに葬儀の話になり、こんなにも早く葬儀の話になるのかと驚きました。
友人の父が勤めている葬儀会社で葬儀をあげることになり、打ち合わせや準備に初めて携わったのですが、葬儀に掛かるお金のことや、決めることがたくさんあることを知りました。友人の父のサポートもありまして、心に残る葬儀を執り行うことができました。
このドラマのお話をいただいた際、作品と私が演じる梵に強いシンパシーを感じました。
バディを組ませていただく柿澤勇人さんは中学校の先輩でもありまして、様々なご縁を感じながら大切に撮影に臨ませていただいています。
葬儀屋ヒューマン・エンターテインメントを是非、お楽しみ下さい!
筒井真理子さん
文子は、嗣江と梵のふたりを、ときに背中をそっと押し、ときに静かに受け止める、そんな母のように温かく見守る存在です。
原作とはまた違う息づかいが重なり、物語がどんな風に立ち上がっていくのかを、現場で感じられるのが楽しみです。
柿澤勇人さんと西山潤さんのお二人の“バディとしての掛け合い”は魅力的で、その独特のテンポや呼吸に自分がどう入り、どんなリズムを添えられるのか、そう思うと自然と胸が弾みます。
監督やプロデューサーさんが示してくださった文子像も、体温と遊び心が同居する味わい深い存在で、そこに自分の色を重ねることでどんな化学反応が生まれるのか楽しみです。
“別れ”を扱う物語ですが、温度のあるドラマです。皆さまの心の奥に、そっと届きますように。
プロデューサー・佐井大紀
余命わずかの破天荒な葬儀屋は、様々な「死」にどう向き合っていくのか?
清水先生の原作に思わず胸が熱くなり、映像化の企画書を出したその数日後、親しかった同級生が突然の事故で亡くなりました。ほんの数カ月前に同窓会で会い、家を買ったことや生まれたばかりの子供の話をしていた彼は、まだ30歳でした。
現実を飲み込めぬまま葬儀に参列した私は、涙をこらえスピーチする喪主のお父様や、ときに笑顔まで見せきびきび運営するお兄様、泣き止まぬ赤ちゃんを背負い参列者一人一人にお辞儀するお母様と奥様の姿を見て、葬儀とは故人のためだけでなく残された人々のためにもあるのだと感じ入りました。
ご遺族の気持ちは、そう簡単に推し量れません。しかし一方で私は、お別れの儀式を支える「葬儀屋」の方々の丁寧で機敏な仕事ぶりの節々に、プロとしての覚悟と哲学を見ました。
このドラマは、破天荒な葬儀屋・嗣江とその弟分・梵のしょうもないやり取りに笑いながら、葬儀に関わる人々とその事情、人情、愛情、倒錯、不条理、リアルに胸が締め付けられる、可笑しくて切ないヒューマン・エンターテインメントです。
主演の柿澤勇人さんはじめスタッフ・キャスト一丸となり、心を込めて取り組んでいます。大切な人を失った悲しみを受け入れ、未来を生きようとする全ての方に、この物語を捧げます。
