放送内容
4月28日放送
第1問
【道の駅で見つけた売れっ子農家】
超肉厚!「山のアワビ」と呼ばれるしいたけ

やってきたのは、能登半島の最先端に位置する、石川県・珠洲(すず)市
2005年に廃線となった、のと鉄道能登線の珠洲駅跡地に作られた、道の駅「すずなり館」
こちらには、珠洲市の名産品がずらり!
能登外浦海岸で採れる天然の岩のりや500年前から続く砂に海水を撒いて釜ゆでして作る伝統製法「揚浜式製塩」で作られた「天然塩」。店頭には他の製法でできたものも合わせて、天然塩はなんと12種類。
他にも、超甘いサツマイモ「かぼちゃイモ」などが売られているが、中でも今の時期、一番売れている商品が…
店員「こちらです」

店員「これは「のと115」っていうしいたけですね」
店員「別名が山アワビと言われています」
山アワビと呼ばれる特大しいたけ「のと115」!
かさの直径はスーパーで売られているものと比べ、なんと2倍!厚みも2倍!
お値段は1袋7個入りで250円!

そんな「のと115」は、日本のしいたけ総生産量の、わずか1%にも満たない超希少なしいたけ。
東京の豊洲市場では8個入りでなんと2200円で販売されている!
一体、どうやって山のアワビを作っているのか?
着いたのは、能登半島のいちばーん先にある…林の中。
目の前には、ずらりと並んだしいたけの原木が!
なぜ、これほどまでに大きくなるのか?

しいたけ栽培の主流・菌床栽培では、柔らかいおがくずの中から生えるのに対して…

原木栽培では、しいたけが硬い木の皮を突き破って生えて来る。
そのため身は強く弾力のあるものに育つ。
さらに収穫までにかかる期間も原木栽培は菌床の4倍。
栄養を十分に溜め込みながらゆっくり育つため、かさも大きく成長するんだそう
そして農園がある場所は昼と夜の寒暖差が激しく、そのことが菌に刺激となりより大きく育つとのこと。
さらにもう1つ、より肉厚にするための徳間さんのテクニックがあった…!
肉厚にするためしいたけに行うある事とはいったい何?
