2010年1月17日(日)よる9時スタート
ある朝の大野行政書士事務所。美寿々 (堀北真希) が出張で不在の為、田村 (櫻井翔) はその分も働こうと張り切っていた。そこへ美寿々を訪ねて一人の女性がやって来た。小津小百合 (市川由衣)、雨雲商会で働く会社員だ。小百合は同じ会社に勤める元彼・江口 (金子賢) からセクハラを受け上司に相談したところ、会社から内容証明が送られて来たと言う。内容証明には「これ以上の抗議は不法行為になるから警告する」とある。小百合は、ただ元彼のセクハラをやめさせて欲しかっただけなのに、内容証明が送られてきて不安になったのだ。しかし、そんな小百合の気持ちに全く気付かないゆとりの田村は、雨雲商会の行政書士が顔見知りの 村田 (山崎樹範) だから 「 話は早い 」 と安堵の表情。
田村は小百合と共に、村田との待ち合わせ場所である喫茶店へと向かう。顔見知りの二人は、小百合の思いを全く無視し話を進めていく。そして何の相談もなく、雨雲商会からの示談書にサインをさせてしまう。
翌日、出張を終え出勤してきた美寿々は、田村をいきなりひっぱたく。小百合から 「 示談書にサインしたのに、会社では変な噂が広まる一方 」 と泣きながら電話があったと言うのだ。どうやら、江口はまったく懲りていないようだ。
美寿々は、田村に女性の自己決定権について話をする。セクハラは被害者の主観で決まるのだ。つまり、セクハラはされたことより、された人、なのだ。ようやく事の重大さに気付いた田村だが、時既に遅し。
大野 (中村雅俊) も行政書士を頼って相談に来た依頼者を相手方の法律家に差し出した田村を法律家として言語道断と怒りを露にする。
田村は、自分が取り返しのつかない失敗をしたと気付き、どうにかして小百合を助けたいと決意を新たにする。そんな田村の思いを美寿々も感じ、小百合を助けるべく策を練ることに。
果たして、田村は小百合を救うことが出来るのか !? そして大野に人間失格と言われた田村の今後は、一体…?