2020年
竹内涼真
1989年(平成元年)に発生した「音臼小無差別大量殺人事件」の犯人・佐野文吾の息子。加害者家族として世間の厳しい非難を浴び続け、教師になるという夢もあきらめて隠れるように生きてきた。唯一の味方である妻の強い訴えで、父親と過去の事件に向き合うことを決意。
ある日、音臼村の事件現場を訪れると突然、濃い霧に飲み込まれ、事件直前の30年前にタイムスリップしてしまう。
上野樹里
心の最愛の妻。心の過去をすべて承知の上で、両親の反対を押し切り結婚した。
父親を憎んで生きている心に、今でも無罪を主張する文吾を信じてみればと説得。心に父の事件と向き合うよう背中を押す。
平成元年にタイムスリップした心が現代へ戻ると、心とは結婚しておらず、音臼小無差別殺人事件を追っている週刊誌の記者となっていた。
安藤政信
鈴に寄り添う、車椅子のミステリアスな男。事件の重要な鍵を握る。
実は、鈴と同じ音臼小学校に通っていた加藤みきおだが、事件後、身寄りのないみきおは木村さつきの養子になっていた。
貫地谷しほり
心の姉。文吾が逮捕されて以来、加害者家族の十字架を背負い、父を呪いながら暗い人生を送ってきた。
幼い頃、凍傷のせいで顔に大きなアザが残ってしまった。
平成元年にタイムスリップした心が現代へ戻ると、顔を整形し名前も変えて、みきおの内縁の妻として暮らしていた。
1989年
鈴木亮平
心の父親。音臼村の駐在警察官だったが、1989年に発生した「音臼小無差別殺人事件」の犯人として逮捕される。その後、死刑判決が確定したが、一貫して無罪を主張し続けている。
殺人犯として逮捕されるまでは、村民から慕われ頼りにされる警察官で、家族も大切にしている良き父親だった。
榮倉奈々
心の母親。朗らかで優しい肝っ玉母ちゃんだったが、夫の文吾が殺人犯として逮捕されて以来、世間の目から逃げるようにして、必死で子どもたちを育ててきた。
音臼村に突然現れた心を家族同然で受け入れ、何かと世話を焼く。
白鳥玉季
心の姉。明るく快活な女の子。
番家天嵩
心の兄。天真爛漫な男の子。
麻生祐未
音臼小学校の教師。生徒からの信頼も厚い、心優しい女性。
実家はメッキ工場を営んでいる。
音臼小無差別殺人事件後、身寄りのないみきおを引き取り、養子とした。
ユースケ・サンタマリア
仙南署の辣腕刑事。村に突如現れた不審者である心の正体を暴こうとする。
蛇のような目で睨んだ獲物は絶対に逃さない。
芦名 星
長谷川の婚約者で、さつきの父が経営するメッキ工場のパート職員。
物静かな謎めいた女性。
長谷川の死後、別の男性と結婚し松尾姓となっていた。
竜星 涼
音臼村の新聞配達員で、優しく子どもたちの人気者。写真が趣味。
不審な行動を取る心を疑い、執拗に村から追い出そうとする。
笹野高史
音臼小学校の校長。気さくで朗らか。絵が趣味。
学校で不審な事件が起こることに気を揉む。
六平直政
音臼村の商店主。陽気で快活な性格から、村のまとめ役として頼りにされている。
せいや(霜降り明星)
村の名士の息子。体の不自由な父親の介護のため、音臼村へ通っている。
今野浩喜
音臼村の農家。口数が少なく、何を考えているのかわからない男。
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