TBSのお天気番組

１週間のスタートに天気予報はもちろん、日常の関心事項をキャッチ！趣味・健康などすぐに役立つ情報をお送りします。

増田雅昭がお伝えします。


2013年4月28日ゴールデンウィークらしい所へ！ということで、今回は葛西臨海水族園へ。魚たちに欠かせない海水はどうしているんだろう？と取材してきました。この水族園で使われている大部分の海水は、タンカーやトレーラーで、遠く八丈島の近海から運ばれてきているんです。
海沿いの水族館は、直接そばの海水をくみ上げている所が多いとのこと。ただ、葛西臨海水族園の場合は、東京湾に流れ込む大きな川の影響で、通常の海水よりも塩分濃度が低く、マグロなど沖合いにいる魚は弱ってしまうそうです。それだけ、塩分濃度は、魚にとって大事なんですね。
外にある水槽では、雨が降ると塩分濃度が薄まってしまうので、梅雨や台風の季節は、海水を足すなどして、小まめに調整する必要があるそうです。さらに、驚いたのが、館内の水槽も天気の影響を受けるということ。冬場など空気が乾燥する時は、館内でも水槽の水が蒸発して塩分濃度が上がってしまうので、真水で薄めたりするそうです。雨に乾燥。係員のかたは天気予報のチェックが欠かせないそうですよ。

増田雅昭

1977年12月26日生まれ・滋賀県出身・A型
趣味・特技：野球の打率と予報の的中率を上げること、自転車をこいで風を感じること、スノーボードで雪とふれあうこと