ニュース|TBSヴィンテージクラシックス:TBSテレビ

トップページへ戻る

ニュース一覧を見る

『ドキュメンタリー「解放区」 小澤征爾 〜魂のタクト・奇跡の第九〜』ご感想2025.3.6

写真 TBSヴィンテージクラシックスが原案協力、スーパーバイザーをつとめさせていただきました。

ドキュメンタリー解放区「小澤征爾〜魂のタクト・奇跡の第九〜」(2/16放送)には数多くのご感想をお寄せいただきました。まことにありがとうございました。以下、ご紹介させていただきます。



なお、「小澤征爾〜魂のタクト・奇跡の第九〜」が映画館で上映となります。クローズアップでとらえた30歳の小澤征爾の汗とエネルギー、ワイヤレスマイクが記録したうなり声とハミング。若き日の苦闘、つかみとった栄光。あくなき研鑽と挑戦。ぜひ大スクリーンでお楽しみください。

6都市、それぞれ一度限りの上映です。東京は200名様限りとなります。

○第五回TBSドキュメンタリー(TBS DOCS)映画祭
・東京 3/14〜
・大阪、名古屋、京都、福岡3/28〜
・札幌 4/5 〜

TBS DOCSチェアマン 太田光(爆笑問題)
「人の人生を自分の人生と照らし合わせながら見る。
それが人間の性(さが)。一度見たら忘れられない。」

「小澤征爾〜魂のタクト・奇跡の第九〜」
東京での上映はヒューマントラスト渋谷 3月20日(祝)午後2時15分


いただきましたご感想を掲載させていただきます。ありがとうございました。

写真 浅岡弘和 (音楽評論家)
「N響事件」の全貌を映像と証言で見ることができた。小澤征爾が、「ボクの音楽武者修行」でシューリヒトを賞賛していたのは知っていたが、30歳の小澤が、尊敬する指揮者として、ミュンシュ、カラヤン、バーンスタインに加え、何と巨匠クレンペラーまで挙げていたとは!
サントリーホールでウィーンフィルをメータと振り分けた演奏会も視たが、その後小澤は急速に衰えてしまう。指揮者が本領を発揮できる80代をほとんど指揮ができなかったのである。返す返すも無念の窮みであったが、この映画ではまだ悲劇の影が差す以前の若く威勢のいい小澤の姿が観られるのである。

写真 田中麻衣 (ピアニスト、ドルチェピアノ教室主宰)
書籍で読み、知っていたつもりの小澤征爾さんの人生を生の記録映像で見る事が出来、大変感動しております。胸がいっぱいです。

写真 寺田理恵子(アナウンサー、「心とからだみがきの朗読教室」主宰、「寺田式音読」師範)
小澤征爾さんが、リハーサルで奏者に指導されているときや、演奏を終えたあとの顔をハンカチでぬぐう姿…。あまり見られない表情がとても印象的でした。 指揮者という職業をあまり知らなかった私にも、表現者としての活動を知ることができて、大変興味深かったです。

儀賀雅彦 (中学校教師)
若き日の小澤征爾の、今にも脳溢血で倒れそうな練習風景や肉声、カットバックによる武道館コンサートの様子は圧巻でした。思わずこちらも「ん〜〜ん!んん!んん!!」と、画面の小澤に合わせて血圧が上がってしまいました。人間小澤、稀有な一人の音楽家、マエストロ・セイジ・オザワにひたすら迫った切り口が、とても良かったと思います。とにかく感動しました。


地脇すみ江 (英会話教室「Do」主宰)
「才能、良き師匠との出会い、ひたむきさ、型破り、先駆者は、潰されがちになる」……自分の中でのキーワードがいっぱいです。小澤征爾が指揮台に立つと、演奏者みんなが楽しくなる!これも印象深い証言でした。」


酒井眞理(元・早稲田大学交響楽団 団員)
学生時代「オーケストラがやってきた」のリハーサルで、大隈講堂にいらっしゃった時のことを鮮烈に思い出しました。ざっくばらんな挨拶の後の気迫のひと振り、私たちは一瞬でその棒に惹きつけられたものです。
歴史上の人物となった小澤征爾をリアルに知ることができる教科書として、この作品が作られた思いがしています。

写真 石丸彰彦 (TBSスパークル社長)
小澤征爾の圧倒的存在感、孤高、カリスマ、タクトをふりつづける物語。
齋藤秀雄先生との出会い。スクーター1台でのマルセイユからパリ。
27歳でのN響との対立。たった1人で立った指揮台。未来への希望。
初めて小澤征爾という『人間』を観ました。目が離せなかったです。

西耕一(音楽プロデューサー/現代音楽評論家)
偉大なる巨匠の運命の変わり目を捉えたドキュメンタリー。


橋本満(派遣社員)
あっという間の1時間でした。最近クラシックを聴くようになった私には、小澤征爾は誰からも支持される優しいカリスマおじいいさんでしたが、映像の中に居る若くギラギラした眼差しの小澤征爾をもっと知りたいとの思いに至りました。全盛期の小澤を知らない世代には私の様な感想を抱いた方は多いと思いますよ。続編期待!


佐藤信一郎 (クラシック音楽愛好家)
既に世界で活躍を始めていた小澤征爾。その若き巨匠(マエストロ)が第九のリハで音楽性を見せ、本人や家族のインタビューで人間性を見せる。貴重な体験をさせてもらった。そもそもコンサートは一期一会。この映像にも同じ感慨を呼ぶ要素がある。

PAGE TOP