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〜まばゆい青春、輝く乙女、新規発掘音源満載〜 待望のCD3枚組みボックス「美空ひばり青春アワー/TBS VINTAGE J CLASSICS〜」 1月27日発売!2016.1.21

ボタン写真 美空ひばり。生涯に1500曲もの歌を吹き込み、レコード、CDの発売数は、8000万枚を超える。並外れた歌唱力と風格。まさに昭和歌謡の「女王」として君臨しつづけた。
その女王にも、さわやかな青春時代があった。明るくかがやく若人の時代があった。当たり前のことのようだが、当たり前に浮かんでこない。それは、二つに乖離したイメージの谷間に沈んでいる。ひばりの二大イメージ。まず、当初の天才こども歌手としてのそれ。焼け跡と重なる白黒写真。後年のイメージは、絢爛たる着物姿の美空ひばり。紫紺のオーラを放つ姐御。そうした少女と女王の間に、乙女の頃があった。美空ひばり、はたちのころ。実は、それは、それは、美しいお姉さんであった。白黒でもない。紫紺でもない。鮮烈な総天然色。太陽と青空の下、夢と恋が踊ったロマンチック青春。明るい都会娘の魅力たっぷりに歌い、踊り、笑った。
そんなひばりの青春期にもっぱらフォーカスし、新たに発掘した歌とおしゃべりなどをまとめた3枚組CDボックス「美空ひばり青春アワー/TBS VINTAGE J CLASSICS」が27日に発売となる(日本コロムビア)。

CDボックスは、昭和31年から33年にかけて美空ひばりが19歳、20歳、21歳の3年間にラジオ東京(現TBS)に残した秘蔵音源集。若きひばりが歌い、果敢に新しいチャレンジに取り組んでいる姿がまぶしい限りである。19歳のひばりは、当時世界的に人気だったペレス・ブラード楽団をバックに外国語で堂々とマンボを歌い聴衆をうならせた。20歳のひばりは、初めてミュージカル「ナポレオンのズボン吊」に出演した。その実況(一部)をはじめて音盤化した。21歳の乙女は、マイクに向かってカフカの不条理小説「変身」を京都への列車の中でひとりという設定でに朗読した、初めてミュージカル「ナポレオンのズボン吊」に出演したり、これまでに音盤化されてこなかった音源満載でひばりファンには、堪らない一枚となっている。

美空ひばりは、昭和33年、芸能生活10年となり、ひとつのピークを迎えていた。
年間レコード発売数41枚、映画出演数15本は、彼女の生涯で年間最高の記録である。三人娘のアイドルブームも加わった。ひばりは、21歳にして日本の長者番付のトップとなった。

TBSヴィンテージクラシックスの小島英人プロデューサーは、
「はじける若さだけでなく、この頃は、ファンの圧死事件、失恋、自らが被害者となった塩酸事件などがあり、乙女心は複雑でした。そんな胸のうちを垣間見せるモノローグもはじめてCD化されています。これは、聞きものです。」
と語っている。


「美空ひばり青春アワー/TBS VINTAGE J CLASSICS」
【DISC-1】
・歌の風車芸能生活10周年記念歌謡ショー(1958年4月1日放送)
・歌舞伎座公演の実況録音(1958年3月26日、27日)
・美空ひばりアワー お便りありがとう(第34回)
・芸能生活10周年記念特別番組(1958年3月29日放送)

【DISC-2】
・美空ひばりアワー 思い出は歌とともに(第1回)(1958年9月6日放送)
・美空ひばりアワー 思い出は歌とともに(第15回)(1958年12月13日放送)

【DISC-3】
・歌う三人娘 特別番組 ペレス・プラードで歌う三人娘(1956年10月22日放送)

詳細はラインナップへ。

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