手作りフリップ|サンデーモーニング|TBSテレビ

「サンデーモーニング」毎週日曜日あさ8:00~9:54放送、出演:関口宏,橋谷能理子,張本勲,唐橋ユミ,水野真裕美,杉浦みずき ほか

手作りフリップ(2021年10月3日放送)

「引退‥横綱 白鵬の相撲人生は」

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おととい引退会見した第69代横綱・白鵬。これまでの成績を振り返ると幕内優勝回数では45回とあの大横綱・大鵬や千代の富士を抜いて、トップに君臨しています。

ほかにも16回の全勝優勝や、1187の勝ち星を挙げるなどの成績を残しました。 今後は間垣親方として後進の指導にあたります。

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そんな白鵬の原点を振り返ると、実は順風満帆ではありませんでした。 15歳でモンゴルから来日した時の体重は62キロ。 新弟子検査の合格基準・75キロ以上には到底及ばず、引き取り先がなかなか見つからなかったんです。

この時、角界で活躍していた元小結・旭鷲山の口利きで、宮城野部屋入りが決まりました。これは白鵬が帰国する前日の出来事で、旭鷲山がいなければ“力士人生”を歩むことはなかったかもしれません。

入門後は食べては寝ての生活を繰り返し、わずか1か月半で体重は80キロとなり、晴れて角界の仲間入りを果たし、初土俵から6年後「横綱の座」をかけた取り組みが行われました。

先輩横綱・朝青龍とともにモンゴル出身の二枚看板が角界を席巻。 その流れは現在も続いていて、第72代横綱・稀勢の里を除き日馬富士、鶴竜、そして照ノ富士という “モンゴル旋風”を巻き起こしています。

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白鵬の快進撃があった中で、角界を揺るがす事態が起きました。
2010年、暴行問題で責任を取る形で横綱・朝青龍が引退したり、「野球賭博問題」で親方と力士が解雇処分となるなど、不祥事が相次ぎましたが、白鵬は自身の著書で「土俵でなくしたものは土俵で取り戻すしかない」と振り返っています。

相撲人気が低迷する中、1人横綱となった白鵬は、双葉山が持つ69連勝の記録に挑戦。 これは様々な成績を塗り替えてきた白鵬ですら超えることができず、「63」で止まりましたが、会場を大いに沸かせました。一方、勝負がついた後に「駄目押し」をしたり、優勝インタビューで三本締めをしたりするなどの振る舞いが波紋を広げました。

そうは言っても、輝かしい功績を数多く残した白鵬。
およそ20年にわたる土俵生活の締めくくりは、45回目の優勝をかけ、当時、綱取りを目指していた照ノ富士との名古屋場所・千秋楽の全勝対決でした。

最後の優勝を全勝で締めました。

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