手作りフリップ|サンデーモーニング|TBSテレビ

「サンデーモーニング」毎週日曜日あさ8:00~9:54放送、出演:関口宏,橋谷能理子,張本勲,唐橋ユミ,水野真裕美,伊藤友里ほか

手作りフリップ(9月8日放送)

「ラグビーW杯、楽しむには?」

手作りフリップ

にわかにブームの兆しを見せるラグビーワールドカップですが、より楽しく鑑賞するために、基本的なルールを説明します。

まずラグビーは15対15で対戦します。ゴールを目指してパスをしながらボールを運ぶのですが、前にパスしたり、ボールを落としたりしてはダメです。

相手のゴールラインを越えて、ボールを地面につけることができれば“トライ”、 5点獲得です。

手作りフリップ

トライすると“コンバージョンキック”の権利を得られます。ゴールポストのこの幅に、ゴールできれば2点獲得です。また相手の反則(ペナルティ)で権利を得た、ゴールキックが成功すれば3点獲得できます。

ここで豆知識!
ラグビーはトライを目指す競技と思われているようですが、もともとトライはコンバージョンキックの権利を得るための手段の1つ。昔は点数もつかなかったそうです。

さて、日本の代表選手はこの31人。10人が海外出身。うち5人が日本国籍を取得しています。日本代表の条件は…

(1)出生地が日本
(2)両親・祖父母のうち1人が日本出身
(3)日本に3年以上継続して住んでいる

このうち、どれか1つでも満たしていれば代表となる資格があります。
他のスポーツに比べるとハードルが低いですね。

この仕組みは、ラグビー発祥の地であるイギリスの選手が、かつて植民地であったオーストラリアやニュージーランドなどでも、代表としてプレイできるように作られたと言われています。

さて現在、日本は4位です。日本が制した南アフリカが1位。同じ1勝1敗なのになぜこんなに差が開いているのか?

順位はこの「勝ち点」で決まるのですが、南アフリカは7で日本は4です。内訳を見てみると…まず勝利チームには4点が与えられます。 さらに1試合の中で4トライ以上したチームには、ボーナスポイントとして1点が与えられます。

南アフリカは今朝のサモア戦と日本戦、どちらも4トライ以上したので2点プラス。 また負けチームでも、7点以内の僅差の場合はボーナスポイントとして1点が加算されます。 日本戦での点差は2でしたから、さらに1点プラスで、合計7点なのです。 日本にボーナスポイントはなし、スコットランドは日本戦で1点獲得しています。

さあ2位以上でなければ決勝トーナメントには進めません。次回は10月3日のサモア戦、 10月12日にはアメリカ戦があります。

負けが許されない日本!
サモアを制し、めざせ決勝トーナメント!

»手作りフリップ 一覧

»HOME

Copyright© 1995-2024, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.