手作りフリップ|サンデーモーニング|TBSテレビ

「サンデーモーニング」毎週日曜日あさ8:00~9:54放送、出演:関口宏,橋谷能理子,張本勲,唐橋ユミ,水野真裕美,伊藤友里ほか

手作りフリップ(10月28日放送)

「仁徳天皇陵で初の共同発掘」

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1500年以上前に造られ、宮内庁が「仁徳天皇陵」として管理する「前方後円墳」です。

今回初めての共同発掘となった理由は、天皇などが葬られ“静安と尊厳の保持”のため、外部の人間の立ち入りが厳しく制限されているからです。

今回の調査は、一番内側の堤3か所を掘り、構造や埴輪などの有無を調べ、今後の保全工事に活用するための資料収集が目的で、12月上旬まで続く予定です。

改めて「仁徳天皇陵」についてみていきましょう。大阪の堺市・藤井寺市・羽曳野市3つの市にまたがる『百舌鳥・古市古墳群』の中にあり、『来年の世界文化遺産登録』をめざす、保存状態の良い49基の中の一つです。

 
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その大きさですが、墳丘の全長だけでも486m。
中国の秦の始皇帝陵よりも、エジプトのクフ王のピラミッドよりも大きく、世界最大級を誇る歴史遺産です。 更に今年4月の調査で、水に覆われた部分に墳丘の裾部分が確認され、およそ40m大きい525mだった事がわかりました。

日本独特の形をした前方後円墳。なぜ鍵穴の形をしているのか?
研究者によると、それまでは四角だった墳丘が古墳時代に突然、鍵穴の形になった事は分かっていますが、詳しい理由は分かっていないとのことです。

ではどのように使われていたのか? 前方後円墳は手前が前方部で奥が後円部。前方部分は権力を引き継ぐなどの祭式の場として。後円部分は埋葬の場所としたと、諸説ありますが、そういった可能性も考えられています。

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「仁徳天皇陵」ですが、最近の教科書などでは「大仙陵古墳」あるいは「大山古墳」と、地名を用いた名前で呼ばれています。その理由として、日本書紀などで仁徳天皇は4世紀に在位したとされ履中天皇・反正天皇の父親と伝えられています。

しかし亡くなった順番で古墳を考えると、仁徳天皇陵・履中天皇陵・反正天皇陵の順番ですが、古墳が造られた順番を考古学的にみると、履中天皇陵・仁徳天皇陵・反正天皇陵と矛盾が生じ、呼び名が変わってきているのです。

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仁徳天皇陵を含めた古墳群は去年7月、「古代日本の文化や技術を示す希少な物証」として、念願の世界文化遺産の推薦候補に選ばれ、先月にはユネスコの諮問機関イコモスが、現地調査を行いました。詳しい内容は非公開でしたが、来年夏の世界遺産委員会で最終審査が行われます。

いずれにせよ、今回の調査でどこまで謎が解明されるのでしょうか。

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