手作りフリップ|サンデーモーニング|TBSテレビ

「サンデーモーニング」毎週日曜日あさ8:00~9:54放送、出演:関口宏,橋谷能理子,張本勲,唐橋ユミ,水野真裕美,伊藤友里ほか

手作りフリップ(10月21日放送)

「暗殺?サウジ記者が死亡」

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そもそもサウジアラビアとは、どんな国なのでしょうか?

サウジアラビアとは「サウド家のアラビア」という意味で、サウド家が全ての権力を持つ絶対王政です。

“報道の自由”は制限されていると言われ、今年の「報道の自由度ランキング」をみても180か国中169位の低さです。

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それにも関わらず、なぜ国民の反発を買わずに、長年、国を維持し続けてきたのかというと、国家収入のおよそ7割といわれる莫大なオイルマネーで、教育や医療を無料にするなど、国民に富を還元してきたからなんです。

また、“イスラム教スンニ派の盟主”とも言われる厳格なイスラム教国家で、女性の行動は厳しく制限し、酒を飲んだ者にはムチ打ち、窃盗犯には手首を切り落とし、死刑は斬首で公開処刑しているといいます。

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国内には、預言者ムハンマドの墓がある「メディナ」、カーバ神殿がある「メッカ」があり、2つの聖地を守って権威を高めてきました。

このサウジアラビアの政治を主導しているのが、国王の実子であるムハンマド皇太子です。 改革者として知られていて、女性の社会進出や脱石油依存などを進めてきました。

一方で、独裁的な面もみせています。
去年11月には、汚職などの疑いで、11人の王子を含む200人以上を一斉に拘束したり、政府に批判的な活動家や報道関係者らを次々と拘束してきました。 また、対外的には、現在泥沼化している隣国イエメンへの内戦介入や、去年のカタールとの国交断絶も、ムハンマド皇太子が主導したと言われています。

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こうしたサウジアラビアと長年、強固な同盟関係にあるのがアメリカです。 アメリカにとってサウジアラビアは、価値観が相容れない国ですが、石油を供給し、そのオイルマネーで武器を買ってくれる有り難い国なので、人権侵害にも目をつぶってきました。 また、どちらもイランと対立しているいう点で一致しています。

日本にとっては、最大の石油輸入国で、およそ34%を輸入していて、去年3月に国王が来日した際には、ムハンマド皇太子の改革を後押しする姿勢を見せています。

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今回殺害されたカショギ氏は、そのムハンマド皇太子を「まるでプーチン」「国内のメディアを支配下に置き、締め付け強化している」と批判していて、「アメリカの諜報機関は、皇太子の関与に確信を強めている」との報道もあります。

一方、サルマン国王は、20日、サウジの諜報機関を立て直すため、皇太子をトップとする委員会の設立を指示しました。 皇太子が事件に無関係だと強調する狙いとみられますが、国際社会の理解は得られるのでしょうか。

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