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金メダリストSP 後編
今回の東京VICTORYは
オリンピックの歴史を変えた伝説の金メダリストスペシャル第2弾。
冬季五輪日本人初の連覇を成し遂げたノルディック複合の荻原健司さん
日本人初の14歳で金メダルに輝いた競泳 岩崎恭子さん
バドミントンで日本人初の金メダルを獲得した髙橋礼華さんをお迎えしました。
金メダルを獲得した日の夜は全く実感がなかったという髙橋さん。
「金メダリスト」と呼ばれることに違和感すら感じたそうです。
リオ五輪の決勝戦・・・
最終セットデンマークの3連続ポイントで16-19の絶体絶命のピンチ。
そこから4連続ポイントで見事大逆転で金メダルを獲得した髙橋さん。
その逆転劇の裏には、試合前日にレスリングの伊調馨さんが
相手にリードを奪われ苦しい状況の中、残り10秒で逆転優勝した試合が脳裏に
よぎってスイッチが入ったそうです。
さらに、現役時代を「支えた言葉」を教えていただきました。
荻原さんは“本気は本物か” くじけそうな時「世界一になる」という本気の気持ちは本物なのか?と自分に言い聞かせこの言葉を大切にして日々を送っていたそうです。
岩崎恭子さんは“1秒前は戻ってこない”
1度目の五輪はとても気持ちよく泳げたという岩崎さん。
その後、その時の泳ぎを追い求めて理想と現実のギャップに悩んだといいます。
そんな時、「過去の自分にとらわれず新しい自分を作り出さないといけない」とコーチに言われてからは楽になれたと話します。
髙橋さんを支えた言葉は“当たり前のことを日々こなす”
選手である前に人として常識的な行動を心がける。人として当たり前のことを毎日していたことが
最終的に神様が見てくれてたのかなと話します。
金メダリスト達の“現役時代を支えた言葉”、金メダルと銀メダルを分けた差や
第2の人生もについてもお話を伺いました。
荻原さんは32歳で引退をすると国会議員としても活躍され指導者も歴任され
50歳を超えて今なお現役アスリートを続けているといいます。
現在の目標は還暦ジャンパー。国体にも毎年出場し50歳で6位入賞も果たしました!
今が一番スキーがうまいと話す荻原さんは進化を続けています。
髙橋さんの夢はキッチンカー出店。バドミントンの試合会場周辺は飲食店が少なく
キッチンカーを出店して多くの人に試合観戦を楽しんでもらいたいと思っているそうです。
そんな髙橋さんに、現役引退後、飲食店を経営しているバレーボール元日本代表木村沙織さんから
サプライズでメッセージも届きました。