バックナンバー Backnumber
女子バレーボール 中田久美&荒木絵里香
今回の東京VICTORYは
女子バレーボール 日本代表から
中田久美監督と荒木絵里香キャプテンが初登場!
レジェンドゲストは 松木安太郎さんでお届けしました。
日本のキャプテンをつとめる荒木絵里香選手
東京五輪は自身4度目のオリンピック。
日本代表歴はなんと17年目のレジェンドです。
荒木選手の小学生の時の懐かしい映像が流れると
荒木選手は「この映像ほんとイヤ!(笑)お母さんからもNGが出てます」
とのことでした。荒木選手ごめんなさい!
中田監督は荒木選手のことを 「誰よりも真面目に練習をし、手を抜かないところが本当にすごい」
と全幅の信頼を置き、2人の絆が垣間見えました。
中田監督のバレーボール人生にも迫りました。
もともとはバレーボールもしていなかったという中田さん。
当時の日本代表監督 山田重雄さんが実施した入団テストに14歳で見事合格。
応募者900名、合格者はわずか9名でした。
山田監督に見いだされバレーボール人生をスタートさせると、中田さんのポジションをセッターに。
史上最年少15歳で日本代表に入ると、その後3度のオリンピックに出場する名セッターに成長。
山田監督のもとでは1984年ロサンゼルスオリンピック(3位)1998年ソウルオリンピック(4位)に出場しますが、
2人の目標だった金メダルを獲得することはできませんでした。
中田さん3度目の出場となった1992年バルセロナ五輪も結果は5位。
試合後中田さんは号泣。バレー人生で初めて涙を流しました。
厳しい指導で知られる山田重雄監督でしたが、中田さんはたった一度だけ褒められたことがあったそうです。
それはプレーのことではなく…。
ある寒い冬の日 山田監督と目があった瞬間…。
中田さんは無意識で「両手の手袋」を外し礼をしたそうです。
その手袋を外した姿を見て「これが一流の選手。礼儀がきちんとしている。
若い選手も中田を見ならえ」と褒められたそうです。
ビクトリーキッズのコーナーでは、
ロンドンオリンピックで荒木選手と共に銅メダルを獲得した大友愛さんの娘・美空(みく)さんを紹介。バレーボールの名門・共栄学園中学に通う3年生で、既に身長179cmもある将来が楽しみな選手です。
荒木選手には、「お母さんとはどんな関係でしたか?」と質問。
荒木選手の「ママ友?」「相方?」という答えに、スタジオは笑いにつつまれました。
中田監督と同じアタッカーとセッターを両立する美空さんに対し、
中田監督は「色々なポジションをできるのは楽しみ、チェックしておきます!」と答えました。
最後に東京五輪へ向けて
中田監督「これまでの集大成。(あと数ヶ月で)総仕上げをして、なんとか目標を達成したい」
荒木選手「チーム一丸となって挑戦し、最後は全員で泣き笑いたい」
と力強く語ってくれました。