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セーリング470級
岡田奎樹・外薗潤平ペア
「東京五輪 日本代表 金メダル候補」
今回のゲストは、2人乗りのセーリング470級、
東京五輪の金メダル候補にもなっている
岡田圭樹選手・外薗潤平選手が東京VICTORYに出演です。
セーリングは、男女合わせて10種目あります。
岡田・外薗ペアが活躍するのは470級(ヨンナナマル級)。
全長4m70cmのヨットを使うことからこの名前になりました。
セーリング最大の疑問、ヨットにはエンジンやモーターが
付いていないのに向かい風でも進むことが出来るということです。
なぜ向かい風でも進むことが出来るのかを、岡田選手に模型を使って
説明していただきました!
岡田選手の説明がとても分かりやすく、スタジオ全体が納得!
セーリング470級は小柄な選手が適しているとされ、
日本はこれまで五輪で2度メダルを獲得しています。
岡田選手はチームの舵取り役。
「風を読む天才」と呼ばれており、風を読む力は世界トップクラス!
舵や大きな帆を操作し、進行方向を決める頭脳派です。
外薗選手は、体を張って船を操作。
「風を操る達人」と言われています。
風が弱い時には体を揺らし、船を加速させます。
強風には体を投げだし、船のバランスを保つ肉体派です。
その強靭な肉体に、浜口さんもビックリ!!
お2人がペアを組んだきっかけは、2017年の全日本選手権。大会が始まる直前まで岡田選手にはペアが居ませんでした。
その時2人を引き合わせたのがアテネ五輪銅メダリストで、現在2人の監督を務める、関一人さんでした。
当時はまだ無名の外薗選手でしたが、俊敏に動ける肉体はもちろん、1番の決めてとなったのは外薗選手の人間性だったそうです。
そして、ペア結成5日後に、全日本選手権で優勝したのです!
岡田選手は、セーリング界の申し子と呼ばれているそうです。
5歳の時にお父さんの勧めでセーリングを始めました。
小さい頃から数多くの大会に出場し、好成績を出してきました。
小さい頃は鳥の飛んで行く方向を見て風を読んでいたそうです。
長年の経験が今の礎となっています。
一方の外薗選手は、小学生の頃は相撲少年でしたが、
中学生になると陸上部に入ります。
なぜ陸上部に入ったのかを聞くと…「好きな子が陸上部に居たから」でした。
その後、高校生でヨットを始めます。
その当時は指導者があまり居なく良い成績は残せませんでした。
そんな外薗選手の強さの秘密に迫る、ビクトリーアイテムを紹介!
ビクトリーアイテム①
駅員の帽子
外薗選手は、大学を卒業後、一度はヨットを諦めJR九州に就職しました。
しかし、五輪出場の夢が諦められず駅員や車掌の仕事をしながら練習を続けていたそうです。
そして、スタジオには実物のヨットを用意し、
ヨットの説明をお2人にしていただきました!
帆は普段2枚ですが、追い風の際に出す帆「スピネーカー」があります。
「スピネーカー」を実際に出していただきました。
急に出てきた帆に、浜口さんがすごくビックリしてました。
3枚目の帆を出すのも片付けるものすごいスピードです!