元世界3階級制覇王者 井岡一翔選手 復帰戦

みどころ

元世界3階級制覇王者・井岡一翔選手 復帰戦

元WBA&WBC世界ミニマム級統一王者であり、世界最速での3階級制覇王者(当時)となった井岡一翔。
2017年4月23日、同級2位のノックノイ・シップラサートに判定勝ちをおさめ、WBA世界フライ級王座5度目の防衛に成功した。
しかし、井岡ジムの井岡一法会長によると、WBAからの対戦指令に基づき同級1位のアルテム・ダラキアンとWBA世界フライ級王座の6度目の防衛戦を2017年大晦日に行う計画があったが、井岡選手が結婚後、十分な練習がコンスタントに出来ていない、準備が間に合わない、という理由で6度目の防衛戦を断念。
そして、井岡選手本人との話し合いの上で、WBA世界フライ級の王座返上に至った。
2017年12月31日、前日に日本ボクシングコミッションに引退届を提出し受理された井岡が記者会見を開き、正式に引退を表明した。

そして引退から約7ヶ月後の今年7月20日、都内で現役復帰会見を行い、360プロモーションズのトム・ローファーと契約を結んだことを発表。また、同年9月8日(日本時間9日)にカリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムで開催される「SUPER FLY3」で現役復帰することを表明した。
そして、試合の1ヶ月前にあたる8月8日、試合開催地であるロサンゼルスにおいて「SUPERFLY3」の会見に出席し、対戦相手はWBC&WBO3位の上位世界ランカーでスーパーフライ級の世界的強豪マックウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ・32歳・17勝14KO3敗)と発表した。

ボクシングの本場アメリカのビッグイベント「SUPERFLY3」という異国のリング・・・
さらには、約1年5ヶ月のブランクがありながら、対戦相手はいきなりの世界上位ランカーの強豪・・・
しかし、日本初の4階級制覇にむけて、絶対に負ける事が出来ない復帰戦!
日本初の統一王者となり日本最速での3階級制覇と、これまで誰も成し遂げられなかった記録を打ち立ててきた井岡一翔だからこそ、
この逆境に打ち勝ち見事に復帰戦勝利をあげ、4階級制覇に歩を進めるはずだ!

※スーパーフライ級特化興行「SUPERFLY」とは
スーパーフライ級の各団体の世界王者や上下の階級の世界王者など世界トップ選手が揃い踏みする大会。
初めて開催された「SUPERFLY1」では、井上尚弥が華々しいアメリカデビュー戦を飾り、メインイベントではシーサケットがPFP1位のローマン・ゴンサレスから鮮やかなKO勝利を奪うなど盛況に終わった。
(PFPとは・・・パウンド・フォー・パウンド。もし体重差がなく、全階級の格闘家が同じ身長・体重で戦った場合誰が一番強いのか)
2017年9月9日に行われたこの興行は7000人以上を動員し、テレビの平均視聴者数も70万人超えと軽量級特化という稀有なイベントながら商業的にも大きく成功を収めた。
この興行は大手放送局であるHBOによって中継され、今回第三弾として9月8日に開催される事になった。

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