大久保智康のシュガーマル用語集
 

* 第五回 *



・やまだやすのり【やまだやすのり】

(1) いつもいい加減な事ばかり書いててすいません!! というワケでたまには用語集として役に立つような事をと思い、今回は何と! シリーズ構成のやまださんに、電話でちゃんと取材しました! おお、何だか仕事っぽい!! 以下、その時の一問一答!!

 私 「ご出身は?」
やまだ「岐阜県です」
 私 「お好きな食べ物は?」
やまだ「みそかつとか土手焼き」
 私 「苦手な食べ物は?」
やまだ「しいたけ」
 私 「どうもありがとうございました!!」(ガチャ、と電話を切る音)

よし、一仕事終った! 風呂でも浴びてビールでも飲むか! 何もまともに聞いてないけど!! そんな原稿にギャラが出るのか!?

(2) 不安になってきたので少しマジメに。
脚本家としてのデビュー作は、『花○魔法少女マリーベル』。今回の『ちっちゃな雪使いシュガー』は単独での初のシリーズ構成。他の作品では"山田靖智"という表記であり、今回はそれがひらがなで表記されていますが、それは「初心に返ろうと思って」(本人談)、という事だそう。何でもデビュー作の時は、ひらがな表記だったとか。
「子どもが出てくる作品は、とにかく好き」だそうで、そんな趣向を反映し、サガのネーミングなんかも『マイ・ライフ・○ズ・ア・ドッグ』からとられていたりするそうです……って、ああっ!
真面目に書いてると何かこそばゆい!!

(3) ちなみにシリーズ構成って仕事は、シリーズ通しての全体のお話の流れを作り、各話ライターの書いてくるものをチェックし、且つ自分の担当シナリオも書かなきゃ、ってわけでそりゃもうあーたタイヘンなんすから!!
でもそれに対して支払われる対価(シナリオ構成料)はさほど多くなく、その上そこに打合せと称して酒や焼肉飲み放題食い放題でタカリに来る悪徳ライター(例えばオレ)とかがいたりするので、普通ならもうやってられっかコンチクショー!! とかなってちゃぶ台ひっくり返したりするわけですが、決してそうはならず、何とか最終回(泣けます!)までちゃんと仕上げたやまださんは立派である事だなあ。
いやあ、やまださん、その節はどうもすいませんでした!!

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