大久保智康のシュガーマル用語集
 

* 第二回 *



・妖精【ようせい】

(1) シュガーたち「季節使い」の別称。
普通の人には見えない。
うかつに「見た」などと言うと、アブナイ人と思われる。
(2) 徹夜続きで仕事をしてると、現れてコンテをきってくれたり、キーボードを打ってくれたりするらしい。打合せの席上で、目撃証言多数あり。何て素敵な妖精さん! 僕の仕事もラクにして!
だが何せ"8ビットののーみそ"なので、使い物になるものは上がらないそうだ。



・蒼はるか【あおいはるか】

『ちっちゃな雪使いシュガー』の原作者。
普通の人には見えない。
うかつに「見た」などと言うと、アブナイ人と思われる。



ロケ・ハン 【ろけ・はん】

(1) アニメーションにおいて、作品の世界観・舞台に適した場所を実地に調査すること。
『シュガー』の場合、二度にわたってドイツ各地(ニュールンブルグなど)にロケ・ハンを敢行。
主に"作品の質を高めるため"、という名目で行なわれるが、実質的には骨休め、打ち入り、慰安旅行だというウワサも。実際、中には新婚旅行を兼ねた人もいた(実話)。
ちなみに企画途中参加の私は、文芸部の中でただ一人このロケ・ハンに参加していないのであった。くそぅ、皆うらやましいぞ!!
ちぇっ。
(2) 元々は実写の映画用語。ロケーション(=撮影所以外の場所で撮影すること)に適した場所を、撮影開始前に実地に調査することを指す。
それにしても、アニメーションでなぜ「ロケ・ハン」という言葉を使うのでしょう。ロケーション(=スタジオ以外の場所で撮影すること)なんて普通ないのに。それともスタジオ以外の場所で、セル撮とかしたりするのでしょうか。そのためにドイツまで!? 「いやあ、ドイツで撮ると、セルの映え具合がやっぱ違うぜ!!」とか。まさか。
「企画・ハン」でも「シナ・ハン」でも「美術・ハン」でもいいような気もするのですが。あ、でもこうして文字面で見ると、中国の方のお名前みたいだ。「サモ・ハン」とか。
紛らわしいから「ロケ・ハン」でいいや。

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(C)蒼はるか/シュガー製作委員会